表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔紋章のある世界へ  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/191

15話 光る原石

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 今日はそのまま帰ってきた。探索にならないのと、流石に気分がな。悪い訳じゃない。乗らないだけだ。人を殺したから云々というパーティーメンバーは居なかった。そもそもがスラム育ち。そういった事には慣れていると言えば良いのか、人を殺すことに抵抗が無いのが良いよな。俺か? 何で抵抗があるんだよ。殺しても良いだろう?


 相手が悪いんだから、殺されても文句は言えないだろう。何故に慈悲をかける必要があるんだ? 殺そうと思っているという事は、殺されることも覚悟しておくように。自分でされたら嫌な事はやったら駄目なんだ。俺はそう思う。今回死んだ20人は、どうでもいいよな。他人の命なんだから、気にしたって仕方がない。


 幸いにして、殺しが駄目なメンバーが居ないというのは良いことだな。イベントではウォークエストもあるんだ。生き残れば報酬が美味しいクエストを受けない理由はないよな。安全第一でやるのは当然だ。参加しないのが一番安全なんだけど、それじゃあ報酬が受け取れない。ガストビを育てていくだけでこちらとしては生き残れる可能性が上がるんだから、当然育てる。結界魔法は何をするにも便利な魔法だからな。


 さて、冒険者ギルドに報告をしないといけない。受付さんはいつも通り、ではない。こっちを警戒しているように見える。それもそうか。多少は血のりが付いているからな。仕方がないとはいえ、汚れてしまったんだから、何事かと思われるのかもしれない。


「お疲れ様でした。今日は何かあったんですか? いつもは血のりなんて付けて無いですよね?」


「そうですね。お金狙いの冒険者に襲われたんですよ。20人でした。これが襲撃者のギルド証になります。確認してもらえますか?」


「え!? 襲撃!? ちょ、ちょっと待ってください。20人ですか? なんで無事なんですか? これを見る限り殺したのは確認できますけど……6人ですよね? なんで勝てているんですか!?」


「そりゃあ、襲ってくるって解ったら対策くらいはしますよ。隠れて襲撃し返すに決まっているじゃないですか。殺られる前に殺りますって」


「そうではなくてですね。いえ、それもそうなんですけど普通は襲われたら終わりと言いますか、全員が無事な方が珍しくてですね。何をしたら無事で済むんですか?」


「何をって魔法を使って隠れて、魔法を使って攻撃したんですけど? 全部こっちのジスレアが魔法を使って殺しました。ほら、第2紋章ですから。威力的には大丈夫です」


 毒属性魔法を使ったから、外傷はあまりないんだけどな。衝撃でショック死したのが殆んどだ。貫通力があるのは土属性魔法だからな。そっちを使えば、血だまりが出来たはずなんだけど。毒属性も使い勝手は良いんだよな。今回みたいなので、確実に殺すのであれば、土属性か毒属性だ。毒は気絶している間に死ぬ可能性も十分にある。


 氷属性も殺傷力が高い。やっぱり物理系の魔法は便利だ。教えたのは土、氷、毒、雷、火の5属性なんだけど、対人戦にも便利な属性5種類だ。対人戦闘を考えると他の属性は使いづらいんだよな。余裕があれば、その他の属性についても教えるけど。


「……第2紋章の持ち主は、英雄紋章の持ち主の威力を超える魔法を使う事が出来るというのは本当の事なんでしょうか? いえ、それにしても年齢が若すぎますよ? 熟練した者はという文言があったはずですが?」


「ジスレアは既に熟練した魔法使いですよ。頻繁に魔法を使ってますから、ある程度の事は出来ると思います。まあ、まだまだ強くはなると思いますけどね」


「そんなことは、無いんじゃないですか? それにレベルもまだまだでしょう? 小鬼の森で戦闘を行っているんですから、良くてレベル30とかですよね?」


「あー、それくらいだと思っていたんですね。もうレベルは30を突破してますよ。魔法を使って戦闘をしているんですから当然でしょう? ジスレアって今レベル幾つになったんだ?」


「知らなかったの!? でも、言っていないから当然かー。今はね、レベル104だよ!」


「おっ! 良い感じじゃん。魔力覚醒が終わったって事だから、今後は遠慮なく中級魔法を使えるな! やっぱり魔力覚醒しないと魔力が悲しいからなあ」


「レベル100を超えているんですか!? え!? ついこの間冒険者になったばかりじゃないですか!? なぜそんなに強くなっているんですか!?」


「そりゃあ毎日魔物を倒しているんだから当然でしょ? でもおかしいな? 80くらいだと思っていたんだけど。ちょっと早くないか?」


「ふふん。自主練も欠かしてないからね。ちょっとずつ魔法を使ってレベルを上げてたんだよ。夜とか朝とか。歩いてる時にもいろんな魔法を使うようにしてたしね。テームでも良いんでしょ? 結構使ったと思っているんだ」


「おおう、涙が。そうなんだよ。やっぱり効率よくレベルを上げるには魔法なんだよな。魔物の方が経験値は美味しいけど、ある程度のレベルになってくると魔法でのレベリングも必須でさ。経験値が渋くなってきたら、魔法をガンガンと使うってのがレベルを効率よく上げる方法だからな。レベル50を超えてくれると魔力を気にしなくても魔法って使えるからさ。まあ、安全の為に魔力覚醒をさせたかったんだけど、そうか。他の面子もか?」


「だよね! というか、発案はアルレニスだよ。なんかそういうのって考える必要があるじゃん? あたしよりもアルレニスの方が向いているから」


「流石はエルフ! 地頭が良いのは流石だな!」


「それほどでも無いわ。エルンストのやってきたことを考えれば、こうするのが適当だと思っただけよ。私もレベルが102になっているし。証明は出来たと思うわ」


「レベル100越えのパーティー!? これはかなりの事ですよ! もう小鬼の森に行く必要は無いんじゃないですか? 狩場はもう1つありますし、そちらに行かれるのはどうでしょう?」


「大狼平原の方は採取物が乏しいんですよね。小鬼の森の方が多くの薬を作れますから。それに、経験値の割に収入はあまり増えないじゃないですか。採取していた方が儲かりますし、レベルも上がります。まだまだ小鬼の森から卒業することは無いと思います」


「そうですか……。普通は急いで卒業をしたがるんですけどね。それに、戦えるのであれば狩場を移した方が強くなれるのは事実です。その、死亡率も上がりますけど」


「特に魅力を感じないですからね。傷薬と下級ポーションを作って売る方が儲かりますから。それに、そろそろ同盟も立ち上げたいですからね。資金稼ぎの方が重要なんですよ」


「……確か、あの建物を買うんでしたか。それならちょうどいいかもしれないですね。昨日の夜の事なんですが、例の建物の相場が更新されました。長い間売れなかったことから、半値になりまして。今なら4万トマスで買えますよ。どうしますか?」


「買います! 改装費用も含めて6万トマスで良いはずですよね? もちろん買います! 即買います! こんないい話はなかなか無いですよ! ありがとうございます!」


「いえいえ。でも、改装も含めて、引き渡しは1か月後になりますけど、良いですか? ハウスクリーニングの方はちゃんと終わらせてからの引渡しになりますけど、大丈夫ですかね?」


「問題なしです。お金は俺の預かり金から持っていってください。後は、同盟を立ち上げるので、書類をお願いします。購入した建物があれば、同盟の立ち上げは出来ましたよね?」


「ええ、できますよ。しかし、同盟を作るにしても、そこまで大きな建物は必要なかったんじゃないですか?」


「いえいえいえいえ。絶対に必要になりますから。この程度の大きさの同盟で満足する気は無いですから。もっと大きな同盟を目指しますよ」


「そうですか。こちらが書類になります。それで? 同盟の名前は何とするんですか?」


「『光る原石』でお願いします!」


 これは運がこちらを向いてきたな。同盟の立ち上げが出来たのが大きい。拠点を使えるまで暫くは時間がかかるが、『光る原石』は考えていた名前だしな。……某有名な同盟から持ってきたんだ。ゲームの時にはあった同盟だな。俺は所属したことが無かったけど。


 とにかく、これからは忙しくなるぞ。資金集めには行く。毎日行く。資金が無いと同盟は維持できない。食費も関係あるからな。足りない事になったら困るんだよ。だから、しっかりと稼ぐぞ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] タイトル案 『光る原石』
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ