12話 仲間達は1か月でLV80そこら、購入する拠点が決まる
OFUSE始めました。
https://ofuse.me/rukea
ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
資金稼ぎとレベル上げ、両方順調である。もうそろそろレベルが100に到達するんじゃないかってくらいにはなって来たんだよ。まあ、まだ80そこらなんだけど。もうちょっと魔法の熟練度が上がってきたら、奥地に行ってもいいかもしれない。
浅瀬の適正レベルは50くらい。それを超えているとはいえ、油断はしてはいけない。何故ならこの世界はHPが無い。死んだら終わりの世界なんだよ。死んだら終わりだからこそ、慎重に事を勧めないといけない。ゲームの時も死んだら終わりだったんだ。それが現実になったんだから、もっと気を付けていかないといけないんだよ。
とはいえ、結構余裕があるんだけどな。最近はジスレアの攻撃魔法でゴブリンを1撃にできる様になってきたし。その分俺が危険なんだけど、誤射を沢山してきたからな。もう大体の事は解るつもりだ。次のタゲをどうするのかとか打合せが無くても何とかなるようになってきている。
というのも、皆が4つの魔法を同時に使えるようになったのが大きいな。4つもあれば、ジスレアの攻撃だけで終わることも多い。俺は索敵だけをしていれば良いって状態になってきているんだよ。もちろん良いことだな。戦闘に参加をしないと経験値が貰えないので、バフをかけあって経験値を獲得しているんだけど。
採取も順調。傷薬と下級ポーションだけになったが、逆にそれ以外を採取しなくても良いってのが効いている。しかも単価が高いので、1日に2000トマス程稼げてしまっているのだ。薬屋にはそんなに売っても大丈夫なのかと聞いているが、何と薬屋の1日の売り上げは6万トマスを超えているらしく、全然負担にもなっていないそうなんだよ。
むしろ傷薬と下級ポーションを卸している為、稼ぎは増えているらしい。まだ稼ぐのか。凄く稼げるんだな。冒険者の人口が多いのが幸いしているな。冒険者の人口は多いぞ。3万人くらいが冒険者になるんだよ。
町の名前はメトイルというんだが、人口は10万人だ。大きな町じゃないかとは思った。そんなに人口が居るんだったらスラムは酷いことになるなって思った。想像の上をいったんだけどな。何と、人口に冒険者とスラムの人数は入っていないらしい。
冒険者が3万人、スラムが2万人、それで町の人口10万人。計15万人も居る事になっている。あ、奴隷は人口に数えられているからな。奴隷は立派な市民です。スラムよりも立場は上なんだよなあ。酷い話もあったものだ。スラムにもこれだけの人材がいるというのに。魔法の研究が碌にされていないんじゃないのか? もっと魔法を使えよな。
まあ、俺の同盟が強化されるから良いんだけど。同盟員は厳選するつもりはない。何の紋章だろうが使い道はあるんだよ。あ、第10紋章君は要らないです。英雄紋章は要らないです。使い勝手が悪すぎるんだよな。それに、第10紋章持ちは、奴隷として売れるからな。スラムにはほとんどいない。居ない訳じゃないんだけど、自分で奴隷商に買われる事が出来るからなあ。
で、そろそろ同盟拠点をと思って冒険者ギルドに問い合わせているんだけど、同盟拠点は安い所だと2000トマスくらいで買えるんだよな。そのくらいの資金なら持っている。けど、狭いんだよな。最低でも30人くらいは暮らせる同盟にしたい。その位は集めるつもりなんだよ。なので、相場を調べているんだ。30人となると、そこそこ大きな同盟らしいからな。
そんな訳で良い場所を見繕って貰った結果、8万トマスで良い場所があったんだよ。立地は冒険者ギルドに程よく近く、食事をする所も近くにある。ぶっちゃけて言うと、8万トマスで良いんだろうかと思うような場所にあったんだよな。
当然何でそんな場所の拠点が空いているのか、もちろん理由が存在する。そもそもの話、冒険者ギルドがある場所は下級区なんだ。しかもスラムに近い。当然そんなところの拠点が高い訳もなく。普通であれば、30人が暮らせる拠点は20万トマスを超えてくるのに、場所の関係で安いのだ。後は年数だな。建てられてから30年程経過している。そして、5年程空き家という始末。改修工事は必須と言えるだろう。建付けなんかが心配になる。
掃除に関しては、年に数回程冒険者ギルドが行ってくれているようで、そこまで汚い訳では無いらしい。改修費用も含めると、大体10万トマス程掛かるんじゃないかと言われたんだけど、10万トマスくらいなら何とでもなる。
そもそも俺たちがここ1か月の間、せこせこと働き稼いだ金額は6万トマス。半分は確保できている。当然の様に休みなんてない。いや、休みも作らないといけないんじゃないかと提案したんだけど、受け入れられなかった。休むなんてとんでもない、そんな裕福な暮らしをしても良い訳がない。そういわれてしまったら、何も言えないじゃないか。
これは一種の弊害だと思うんだよ。スラム民に休みの日は存在しない。教会に行き、勉強をし、奉仕活動をして食事を恵んでもらう。これが当たり前なんだよな。だから、俺たちも各教会に1000トマスずつ寄付をしているんだよ。それでもなお6万トマスの稼ぎがあるんだ。1か月でな。
ちなみに日付はちょっと特殊で、1年が10か月、1か月が36日、1日が24時間、以下は地球と同じである。1週間という単位は無いらしい。使ってしまいがちだけどな。7日間を表すのに便利そうだからな。
冒険者稼業は本当に上手くいっている。何一つ不便をしていない。本当にこれで良いのかって感じはするけどな。皆とも話はするが、上手くいきすぎている、そう思うらしい。気持ちは解る。だって、冒険者ってもっと稼げない物だと思っていたからな。ゲームの世界でも、資金稼ぎが一番の問題だったからな。生産職は持っていただろうが、戦闘職はいつもかつかつのはずだぞ。一部の例外を除いたらの話にはなるが。
だから今日も上手くいくと思っていたんだ。……索敵魔法に思ってもみない反応があったから、驚いてしまったんだけど。20匹くらいかな? その反応があったんだよ。
ここ1か月冒険者活動をしてきて、20匹はおかしいと判断できる。何故なら魔物は5匹以上になることが無いんだ。何故だか知らないが、6匹以上になると争いが起きて数が減る。だから偶に魔物のドロップが落ちている時がある。こういうのはタダでお金がもらえるからラッキーなんだよな。
と、違う違う。だから20匹も居るのがおかしいんだ。結論から言うと、これは魔物じゃない。人間だ。20人もの団体だという事が解る。珍しいことだぞ。普通は5人程度の人数しかいないからな。索敵魔法で引っかかるからよく解っているつもりだ。
人間と魔物を区別できるのかと言われたら出来ない。いつも使っているドルウォートルという魔法は、あくまでも生き物を探す魔法なんだ。魔物限定の魔法じゃないんだよ。人間限定、魔物限定の魔法もあるんだけど、使い勝手が悪すぎるんだよな。全部ドルウォートルで片が付くからな。区別は出来なくても、大体行動で解るんだよ。今回はこんなに固まっていたら人間だと解るように。
そして、何故かこちらに近づいてきているんだよな。追いかけられていると言った方が良いのかもしれない。何のために追いかけているのか。それが解らないと対処のしようがない。だからこの魔法を使う。これもちゃんと熟練度は上げてある。だから問題ない。
「ソルトルーシナ!」
……敵意あり。この魔法はこちらに敵意を持っているのかどうかを判別する魔法だ。対象はドルウォートルと違い、ある程度の範囲を指定しないといけない。が、確度は高い。明確に敵意を持っている。しかも20人と大所帯である。まあ、やろうとしていることは解るが。
無謀とは言うまい。20人も集めたんだ。6人の3倍を集めたんだから十分だと思うのが普通だ。まあ、普通の枠に収まっていればの話だが。こちらの戦力は普通ではないんだよ。何も知らないこの世界の住人とは違って、色々と知っている俺が居るんだからな。さて、どうするのが正解か。




