第一章 第3話 -新しい生活-
昨日投稿できませんでした!すみません!
2004年2月8日
今世に生まれてから早2年半、2歳になった。
意外と2年というのは早い。
1年目は体の動かし方がままならず、全身麻痺状態だった。
だけど前世での記憶があるからなのか発達が早く、1年目の最後のほうになると完全に歩けるようになり、さらに少しだけ走れるようになった。
言葉はまだうまくしゃべれない演技をしているけど、実はすごく流暢にしゃべれる。まあそんなことをしたら化け物を見るような目で見られそうだからやってないけどね。
最近は私の発達が早いことで、お母さんが「うちの子天才だわ!!」などとよく言ってくるようになった。まあ前世の記憶に頼ってるからあんまりいい気分はしないけどね。
「やっぱりうちの子天才だわ!!」
「わたしてんさい?」
「天才天才!」
「やったー!」
「何やってるんだ二人とも……」
「いいじゃない!褒めて減るものなんてないんだから!」
「パパもだっこ~!」
「おっ、いいぞ~」
「ショタ旦那に抱っこされてるロリてぇてぇ!!!!」パシャパシャ
「俺はいいけどさすがに2歳児に欲情してるのは引くぞ……」
これが我が家の日常である。
お父さんがいなかったらお母さん逮捕されてそう。
ちなみにお父さんは男の娘というわけではなく少年というような感じ。
お母さんによるといざというときはめっちゃかっこいいらしい。まあ旦那さん補正はあるとおもうけどね。
「でもそろそろ3歳だなぁ」
「そうね、そろそろ習い事とかさせてみる?天才だし」
「天才だからどうとかではないと思うが…まあいいんじゃないか?」
習い事かぁ、まあ幼いころからやってないとできないこととかもあるからね。
ちょっとやってみようかな?
「ことちゃんは何か習い事したい?」
「ぴあのとえいごができるようになりたい!」
「ピアノは無難だけど英語を自分からやりたいって珍しいな…」
「まあでも良いんじゃないかしら?やらせてみましょう!お金はあるわ!」
そう、この二人は腐っても女優と社長だ。
まあそれなり金はあるだろう、それこそ家が十軒買えるぐらいの。
「英会話のほうは俺が探しておこう」
「じゃあ私はピアノ教室のほうを探しておくわ!」
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2004年4月16日
「それでは娘をよろしくお願いします」
「はい、任せてくださいね」
今日はお母さんとピアノ教室に来ている。
このピアノ教室は個人教室らしく、この沙苗さんという人がやっているそうだ。
評判もいいらしい。
「それじゃあやっていこう!」
「はい!」
「じゃあここに座ってね。まずはピアノに触ってみよう、音を鳴らしてみてもいいよ~」
そして私は椅子の前にあるグランドピアノを触ってみる。
前世でも触ったことのないものだから新鮮だ。
当たり前だけれどパラレルワールドとかではないからしっかり12音階ある。
「それではドを鳴らしてみよう!ドの場所はここだよ」
ドを鳴らしてみる。
おお~すごい、音がすごい響いて体がプルプルしてる気がする。
「よくできました~それじゃあ次は……
こんな感じでドレミファソラシの音を鳴らした。
というかピアノってこんなに鍵盤重いんだ、ピアニストはこれを軽いもののように弾くからすごいな。
「これで全部鍵盤を鳴らせたね!」
「くろいのは?」
「こっちもやると分かんなくなっちゃうからね~」
普通の子供の理解度に合わせるんだったら、黒の鍵盤はあまり教えないほうがいいんだろう。
混乱しちゃうしね。
「それじゃあ次は私がピアノで出す音と同じ声を出してみよう!それじゃあまずは私がお手本を見せるね。『ド』あ~『レ』あ~……こんな感じで一緒に出してみよう!声は小さめで大丈夫だからね、それじゃあ行くよ~」
『ド~~』
「あ↑あ↓~~」
『レ~~』
「あ↑あ↓~~」
こんな感じで全音階の音を声に出してみた。
やってみてわかったんだけど、意外と音程に合わせるのって難しいんだね。
前世の時の感覚が残ってるのか、同じように声を出そうとすると、少し高い全く違う音になった。
これは練習しないとだめそうだね。
「はい!よく頑張ったね。それじゃあ次はきらきら星をゆっくり弾けるように練習しようね。まずは私が場所を指でさすから、そこを弾いてみよう!」
「はい!」
指でさされたところを順番にひいていく。
人差し指じゃなくほかの指で弾こうとしたら意外と弾けた、先生も少しびっくりしてるね。
「えっ!人差し指以外の指で弾けるなんてすごいね!」
「ふふん!」
「かわっ!!…ウ゛ゥン、それじゃあ次はゆっくり通しで弾いてみよう!」
先ほど教えられた場所を通しで弾いてみる。
やはり通しで弾くと場所を間違えたりして詰まってしまう、これも練習が必要だね
「よし!よくできました!それじゃああとは家で練習…あ、そういえば…お母さま~」
「は~い!どうしました?」
「家にピアノとかってありますか?できれば家で練習できたほうがいいと思うんですけど……」
「あ、大丈夫ですよ。家にピアノはありますので」
えっ!ピアノあったの!?
家の部屋全部見たけどピアノなんてなさそうだったけど……
あ、買ったのか。
「わかりました。それじゃあことちゃん、今日教えたこと家でもやってみてね」
「はい!がんばります!」
これで私の初めてのピアノ教室が終わった。
家にいても他にすることがないからピアノ練習とても捗りそうだね。
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2004年4月19日
「それじゃあ娘をお願いします」
「OK~!まかせてくだサ~い!」
ピアノ教室から三日がたち、今日はお父さんと一緒に英会話教室に来ている。
ここは外国人のダニエルさんが直接教える場所らしく、塾のような文法を覚えるとかではなく感覚的に覚える感じだそうだ。
子供のころから『関係代名詞』とか『受け身』とかって言われてもよくわかんないもんね。
「それじゃあキョウはジコショウカイをしていこう!」
「はい!」
「それじゃあまずワ~……
OK!キョウはこれでオワリだね!」
「ありがとうございました!」
これで私の初めての英会話教室が終わった。
やっぱり子供の体だからなのか吸収力が全然違うね、感覚的に覚えられる感じがする。
同じことを大人の時にやったら全然わからないだろうなぁ~。
家に帰ったら復習もしておこう。
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2004年5月7日
「ぱぱ!まま!」
「どうした~?」
「どうしたの~?」
「わたしぱそこんほしい!」
「「パソコン!?」」
何故私がパソコンをねだっているのかというと、『機械の才能』と『金稼ぎの才能』を生かすためだ。
というか才能のことを完全に忘れていた。
「う~んパソコンかぁ~」
「パソコンは今から使わせてもいいのかしら?」
「目が悪くなったりするかもしれないからなぁ」
これはっ!あの切り札を使うときっ!!
「だめぇ~?」
「「かわ゛っ」」
必殺!「上目遣いぶりっこおねだり」!!!
「や、やっぱり買っちゃいましょう!?」
「ま…まあ…1日一時間って決めたらいいんじゃないか?」
よし、パソコンゲットだぜ!!
英会話教室のところ書くことなかったので省きました…
後は演技の才能をどういう風に出していこうか…
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