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目指せチート人生  作者: 葉月
9/14

調べ事をしていたらのめって書くのに時間がかかり、文章が繋がってないことがあると言うことに気が付いた今日この頃。

可笑しいところがあったら教えて頂けましたら、幸甚です。

 家に帰る途中、蓮はインターネットを開きながら周りの木を入念に見て「これか?いや違う」や「これか?これっぽいが…うーん」っと何度も呟きいっこうに帰りが進まない。


「なぁ、ほんまどうしたん?何してんの?」


「それがさ……肉をどう保存しようか迷ってね…」


 確かに肉の足ははやい。今浮かせながら日光が当たらないよう、野菜を上にし影を作り下には冷風をふかせ腐らぬように気をつけているが持って2日だろう。


「で、今肉はスーパーに行けばスチロールにラップだけれど今私たちはそんなものを持っていない。なので、経木と言って昔に肉や魚は木で包んでいたのを利用しようと思う。あ、でも今でも肉屋に行けばあると思うけどね?たぶん…」


「そんなんどんな木でもええんと違うん?」


「そうでもないんだよね…まぁいろいろあるんだけど、前にテレビか何かでシナノキと言うのを聞いたことがあってそれにしようかと思ってね?」


「ふーん、でありそうなん?」


「どうかな?あったら嬉しいんだけれど……あーこれかな?いやちがうな…あ、アカマツがいっぱいだ、松茸は…生えてないか……」


 また蓮は捜し物に夢中になった。鈴華はため息をつきつつ鈴華も探し始めた。


 家も近づいてき諦めたその時、「あったぁ!!!!」と蓮が声を上げた。


「え?あったん?どれどれ?」


「これだよこれ!!」


 蓮はそう言って木を触り鈴華に見せた。そして周りを見ると何本かシナノキが生えていた。それを一本切り落とし一部カットし魔法で薄くカットした後乾燥させ数十枚用意した。


 家に帰った2人は食材をリビングルームに置き、もうお腹もペコペコなので先にお昼にしようと言うことになり、テーテンシュティアの肉を常に浮かせた状態にして薄切りし、庭にあった緑色の実のペッパーをとり魔法で乾燥させブラックペッパーを作り、ミルを想像しながらcutしていきそれを肉にかけ浮遊と火の魔法で焼きシトローネを絞ったのをかけて食べた。


「うーん、お肉自体は美味しいと思うんやけどね…?」


「…そうだね…お肉は美味しいと思う…」


「「塩が……」」


 シトローネの酸っぱい酸味とブラックペッパーにやはり塩と後出来ればネギがあれば言うことない。

 ソースも作ってみたいが調味料がない。ソースの作り方とかはインターネットを見れば分かるのに作れないこの失望感…


「そう言えばこの皮どうすんの?」


「冬までに布を作るための糸が見つからないと冬は凍えるから、布団の代わりかな?」


「うえー…」


「この皮と藁だと、どっちがいい?」


「え……究極の選択!!?」


 どっちもどっちだがチクチクして寝られないよりまだこのゴワゴワの皮のほうが…っと悩んだが寒くなったら決めようと鈴華は決心した。布団を何としても手に入れたい所である。


 昼食を済ませ今日手に入れた鉄をフライパンの形にしウォールナットを持ち手の所にはめ込み、胡桃から油を取り火の魔法を使いつつ油ならしをしていく。


「油って胡桃のでええん?」


「それしか今油はないからね?」


 今自分達に不足している物が多すぎてどうにもならないが、とにかく増やしていくしかない。が、これでホットケーキもどきが作れるようになる。


「今日の夕飯は決まりやね!」


 が、まずは収穫した野菜の処理をどうにかしなければならない。胡桃を取りに行ったときについでに木をカットして取ってきたのを2メートル近い縦長の箱形に作り段を作る為、すのこ上に仕切りを分け上に木でちょっと深めのボールを置きそこに魔法で水を出し冷やして氷を作りあげた。

 全ての段をすのこにしたので冷気は下に下がるので下まで冷えると思うが念の為1メートルの部分にもボールに氷を張ったのを作った。そして庫内の温度を先に冷やすため冷たい風を吹かせつつ氷の冷気を循環させ、冷えてきたところでシナノキで包んだテーテンシュティアの肉を冷蔵した。だが全部冷蔵は出来なかったので半分は干し肉にしようにも塩がないので全て燃やした。勿体ない…


 また2人は外に行き庭の端の方で2メートル四方に土を掘り、深さ2メートルから少し高めに階段を7段作り1面空いた状態の大きい木の箱を作り、入り口を作った板を空いた一面に取り付け乾燥させ胡桃の油を塗り、空いた穴に設置し、灯りをともして中に棚を作っていき、経木を敷いていった。


「こんなものかな?」


 そう言って出来上がったのは地下倉庫。


「……って言うか木なんかいる?腐れへん?」


「………石壁なんて大きい石がここら辺見当たらないし、まして大理石なんざ何処にあるか分からないし…そのままの土壁や天井って、虫とか圧迫というか気分的に怖いし……」


「…ご、ごめん…乾燥だけたまにしにこよか!」


 蓮のしょぼんとした顔に慌てて鈴華は謝った。


 昨日収穫した野菜を家の中に取りに行き、地下倉庫の棚に置き、階段を上り上に木の簡易的な蓋をした。だが雨降ったときに、中に水が入ってしまうので、少し大きめの屋根を作った。

 

 気が付けば夕焼け空になっており、夕飯にしようと、ホットケーキもどきを食べようとしたが、「パン系は朝食じゃない?」って話しになりフライパンに肉をしき胡椒をかけ焼いてたべた。明日の朝食はパンケーキ風にしようと2人は決めた。



 夜、寝る前の読書タイムで鈴華はシナノキについて調べてみた。シナ布という日本三大古代布で喜んだが、流石に繊維の元は木なので服には向いて無さそうである。が、何かに使えるかもと思い蓮にこの事を話すと明日早速作ってみるとのこと。作り方分からないがどうするのか聞くと、錬金術でどうにかならないかと……。魔法や錬金術の素晴らしさを実感した鈴鹿であった(まだ作ってませんが)。

読んで下さりありがとうございます!!

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