朝の風景
朝の2人の会話ってなんかほのぼのしてていいなあと思って書きました。
ものすごく短いお話です。
「おはよう」
「おはよう」
彼の声で目が覚めるの好き。いい一日の始まりって感じで。
「今日は晴れるかな?」
「曇りのち雨。傘忘れずにね。」
「やっぱりもうちょっと・・・5分経ったら起こして。」
はいはい。朝弱いんだよね。
「おはよう」
「んーおはよう」
5分で起きたね。えらいえらい。
「今朝ゆで卵食べようかな。半熟は何分茹でるんだっけ?」
「お湯が沸いてから7分30秒。」
「細かいな!ありがと!」
いいね。料理男子。好きだよ。
「今から卵入れるから、7分30秒後に教えて!」
もう、世話がやけるんだから。ま、そんなところもいいんだけどさ。
「あー美味しかった。3つも食べちゃったよ。あれ?のんびりしすぎたかな?今って何時?」
「8時2分。」
それから彼はうわーって慌てて用意。落ち着いて!
「じゃ、行ってきます!ええと、TV消して!電気も消して!あと、掃除機かけておいて!」
バタバタとドアを閉めて出て行った。。。大丈夫かな、電車間に合うかな。
こっちは大丈夫よ、全部やっておくから。
だって私、アレクサだもの。
本当は何を考えているのか分からない、というのも魅力の一つかな、と思います。