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詩集  作者: 榮倉 慶
6/7

「多分ブログに書いたほうがいいよ」

小説が書けない。面白い文章が書ける気がしない。続けられる気がしない。

そんなことを2年くらい前から思い始めた。

確かに、小説を書くことは私にとって生きているということの証明だったはずだ。

それなのに、近頃はアイデアも降ってこなくなってしまった。

原因として考えられるのは色々ある。ボーダーになって、思考停止をして、腕を切り刻むことに快楽を覚えてしまった。それだけではなく、病んだ方がいい文章が書ける気がするから、と、病んでいて文才がある人たちをまるで未来の私であるかのように目に写して病むことに焦燥感を覚えなくなってしまった。

今ではもう文章なんて滅多に書かない。大体はやっぱり、病んだ時か薬でODをしているときにふと書きたくなるだけで。

でもそんなことよりこの甘酒くさいし、おいしくないな。捨ててしまおうかなとか思ってるのでほんとにもう書く気がなくなってしまったのかもしれない。

とにかく無気力だ。今バイトのシナリオライティングの会社に仕事をくださいって言ってるのも、いろんなバイトを探しては応募しまくっているのも、彼氏がもやし生活をしているからだし。

ていうか18未満は蹴られるとかなんだよ、もうあと一ヶ月もないうちに18になるんだから、少しくらい早めに採用したっていいじゃんか。使えない人材ではないだろうし。

物覚えはいいとは言えないかもしれないけど、英語もタイ語もそこそこ喋れるし、中国語だって少しだけだけど喋れるよ、雇ってくれ!! スペック高いだろ。学校で受けたtoeicだってLRは940とかだったし。

おれのめんどくささと無気力さを換金して少しでも彼の食費にできたらいいのに。

そんなことばっかり最近は考えている。

この文章だって多分ホントは詩なんかじゃないし、はてなブログとかに乗っけりゃあいいんだろうけど生憎ブログはやっていないんだ。

前の更新日2年前ってすごいなあ。もうほんとに書かなくなったんだなあ。

やっぱ甘酒クソまずいから捨てるわ、ごめんね。君も甘酒じゃなくて中華クラゲとかに生まれてくればあたしは残さず食べたんだけどね。ばいばい。じゃー。

それじゃ腕でも切り刻みに行こうかな。

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