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プロローグ
不定期更新で書き始めます。気長にお願いします
これは、今から20年前の話である―――。
エルフは文字通り自然と共存する種族であり、森や湖を守っていた。そのため、生活に必要な木を伐採した場合は植林し、森林保護に力を入れていた。
しかし人類は容赦なく木を伐採。エルフはやむを得ず宣戦布告。
人類と戦争になった―――。
その後、エルフは唯一の同盟である有翼人種「プルーマ」に応援を依頼。快く了承した彼らだが、彼らは内外から忌み嫌われる存在となってしまった。
安全な空から狙い撃ちする臆病者
空から不意打ちをかける卑怯者
様々な言葉が彼らを襲っていた。だが、エルフ首脳会議ではプルーマのみ扱うことのできる召喚魔法に着目し、空爆をさせる事にした。これは丁度その発表があった後の話である。