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約束をしてしまった
「ついたからもう離れて……」
学校についても付いてくる後輩…そして焦る先輩
(ここで見つかったら他の奴になんて言われるか……はやくどっか行け三宅ー!)
「先輩これからも一緒に登下校してくださいね!」
急に大声を出す三宅に慌てて
「わかった!わかったからもう自分の教室行って!」
okをだした
これには言った本人はしまったとすぐに後悔した
「先輩校門の前で…あ、やっぱり休憩時間もなるべく来ます。」
有紀はもう諦めた様子
「うん、うん、わかった。」
「有紀!朝からお熱いですね〜」
にやにやしながらやって来る友達の柿原真緒」
「違う!あれはあっちからなの…」
席に座って顔を伏せる
「まぁ、あんなに言ってくるなんてありがたいと思わなきゃだね〜そうそう居ないよ?あんな子」
「居ないだろうね、あんなのがいっぱい居たらそれまた大変でしょ」
一緒に居て疲れたのでお茶を飲みながら言う
「えぇ〜」
真緒は納得いかないのか粘る
「あー、もうこの話は終わり!」
これ以上話していたらもっと長引くだろうとおもった有紀は強制的に、話を終わらせた