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ー魔晶石って何?栞璃は眉をひそめる。
男の声が空間に響き渡る。彼の声は少しかすれているが、凄くイケボだ。
声フェチ気味の栞璃は、それで少し怒りがおさえられてしまった。
2人は互いの姿は見ることは出来ないが、声を聞くことは出来、どちらもこの空間につながっている。
「お腹がすいてご飯も食べてないって?
お金ないの?」
栞璃は、核心をつく質問をした。
彼女自身も大してお金は無いけど…
実家は村にあるが少なくとも食べるものには困っていない!
栞璃は、苦労して大学に合格し都市で学ぶことが出来た。
しかし周りの学生が生活費として月20万貰う中、自分は月5万で、アルバイトをしながら勉学に励むしか無かった。
学んだでデザインの専門では就職がとても難しく、生活コストも高いため、結局実家に帰るしか無かった…




