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小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


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前夜祭の日の朝と?…

さてさて、季節は7月を過ぎで

本格的な暑さが到来している

最初の土曜日になります!

本日はアコと広志の住んでいる地区の

自治会の前夜祭の開催日になります

本番のお祭りは明日なのですが、

みんなの結束を固めるためとして

他の地区に先駆けて前日に

実施されています!

そこに出店の要請を受けている

アコのお店は準備に大変だとして

夕方の営業は休業としているのです

時計の針は午前5時15分を迎えようとしています…目覚まし時計が鳴るまで

後15分なのですが…


広志【ふぁ~】とあくびしながら

   起床する


一方アコはそれより前に既に起床し


アコ【お父さん!おはようございます

   これから朝ご飯作りますね】と 

   言い準備に取りかかった


朝ご飯に関しては基本アコの担当で

ある…同じ頃の広志はその間洗濯物を

セットしたり新聞を読んでいたりしていた、そこから時間は少し経過して


アコ【お父さん!朝ご飯もう

   できますからね~】と

   言いながらお椀に味噌汁を

   よそっている


備え付けのテーブルの

イスに座り、いただきますをして

味噌汁を一口すする広志


広志【ふぅ~今日は年に1度の

   前夜祭か~少しでも盛り上げら 

   れたらいいな~】と静かに

   気持ちを高めている


アコ【そうですね~今日は久々に

   腕が鳴りますね~】と

   同じく味噌汁をすする


広志【気合い入れて、朝から食べて

   おかないとな】と言いながら

   ご飯を頬張っていた


朝食はご飯に“卵焼き”に

“ワカメと油揚げの味噌汁”に

“アジの干物”である


以前にもお話したかも知れませんが、

この家ではほとんど納豆は

出てきません!単純にアコと広志いわく【かき混ぜるのが面倒】とのことから

である


アコ【私達の仕事は体力勝負です

   からね~】と食べながら


以前にもお話しましたが、

広志は休みの日しか新聞を

読まない、それも地方新聞のみである!お客さんとの話や市場仲間から

ツーカーで聞いているのと読んでいる時間がない事が正直な所である

今日は祭り準備があるので3日分を

まとめて読んでいる時間がかかるのです…一方その頃のアコは食べ終えた

朝ご飯の片付けや洗濯物をカゴの中に入れている


アコ【お父さん!洗濯物干すの

   お願いしますね~】


広志【はいよ!よっこいしょういち   

   さんっと】と新聞を折って

   腰を上げる


アコ【それではお願いしますね】と

   洗濯物が入ったカゴを渡す


広志【了解】


普段の家の家事はアコがこなしているが、休日は洗濯物を干すのは

広志の役目となっている!

ある意味で暗黙の了解と言えよう


そこから更に時間が経過し、

洗濯物を干し終える広志、

時計の針は午前8時半になり

二人は着替えをして玄関のドアを

開けて家を後にして店に足を運ぶの

でしたそして店に到達して、

仕込みの準備をしようとしていた

その頃…お店の前に1台のワゴン車が

止まった…車の中からは八百屋さんの

店主である八百が下りてきて荷物を

運んでくる、作業しながらの

それぞれの会話


八百【おはようさん】


広志【おはようございます!

   すいません無理を

   お願いしまして】


八百【今日は前夜祭かい】


広志【今日と明日は昼の営業のみで

   もしかしたら明日は夕方の営業 

   出来ればと…

   そこは体力次第ですね】


八百【相変わらず稼ぐね~

   ウチとしてはありがたい

   けどさ】


広志【おかげさまで助かりました】


アコ【おはようございます

   バタバタですみませ~ん】と

   軽く頭を下げている


八百【毎年の事だし前日にも

   話していたから

   しかし、いつもより早く

   仕込みするなんて】


広志【数が多いから仕方ないですよ!】


アコ【お祭りは明日なのに

   はしゃぐ人も多いですからね~ 

   何なら八百屋さんも

   食べにいらっしゃい!】


八百【行けたら顔だすよ】


広志【前夜祭といっても、

   そんな夜遅くはやらないから

   な~】


八百【それなんだよ~なんであんなに 

   早く終わるかな~

   来てみたら後片付けのしている 

   時がザラだもんよ】と

   荷物を下ろしながら

   ぼやいていると


広志【子供神輿だから、時間を

   合わせているんだよ、

   一応午後5時~8時となって

   いるけど大体4時半から始まる 

   んだよ、準備していたら子供達 

   がまだですか~とか声かけて

   くるんだよ】


アコ【1番忙しい時間帯よね】


広志【誰かさんは終わる頃、

   ベロンベロンで毎年介抱する

   身にもなってほしいもの

   だけどな…】と少し呆れた

   表情を見せているが…


アコ【気のせいよ気のせい】と

   知らないふりをしている


八百【良し!これで全部だな!

   それじゃあ毎度‼】


広志【助かりました、

   ありがとうございます】


そう言って八百は店を後にして

車を走らせて去っていった




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