↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

60/204

さあ、打ち上げの始まりへ

時計の針は16時判を少しで回った頃、広志とアコはお店に戻って、

荷物を降ろして広志は車を離れた

駐車場に止めて歩いて戻っていった

その時…アコは店で荷物をまとめて

打ち上げの準備に取りかかった


アコ【何を作りましょうかね~】と

   いいながらも揚げ物調理を

   していると


広志【ただいま~】


アコ【お父さん!とりあえず

   揚げ物だけ先にやってますよ】


広志【悪いね】


アコ【あと魚勝さんから、

   色々と届いてますよ!】と

   目配せしている


広志【魚勝さん?またアレかい】


アコ【そうでしょうね】と

   手を動かしている


広志【どれどれ】と魚勝の大将である 

   鈴村が持ってきた魚を

   見ている…そこには

   メモが挟まっていた


鈴村【今日打ち上げやるらしいから、 

   ウチの売れ残りだけど

   何か作ってやんな!

   後で店寄るからよ】と

   メモ用紙に書いてあった


広志【それがこれかい、鮮度良ければ 

   刺身とかに使えるが

   これだとな~】


アコ【皆さん適当につまんでいくから 

   いいんじゃないですか?】


広志【それもそうか】


鈴村【しかも打ち上げだけ

   来るってよ】


アコ【あらあら】


広志【じゃあ、やりますかね】


それから二人は打ち上げ用の料理を

拵(こしら)えるため本格的に準備を

始めたのでした


さてさて、時計の針はもうすぐ18時を少しで回ったその頃、

打ち上げ用の料理のある程度

出来上がったな…と見計らう様に


鈴村【こんにちは~】と暖簾をくぐり 

   店のドアをガラガラと開けて

   入っていく


八百【おっす!来たぞ~お疲れ~】


丸井【今晩は~】とぞろぞろと

   続いて…


哲男【こんばんは~大将に

   アコさ~ん】


和邦【こんばんは~】


洋之【こんばんは~】


アコ【みんなでどこからで

   待ち合わせしてたわね】


広志【そんな感じだな】


哲男【いやいや偶然っすよ~】


アコ【まぁ、今日は助けて

   いただいたからね】


広志【そう言えば坂元社長は?】  


和邦【社長は夜から寄り合いがある

   みたいでよろしくと】

   

洋之【寄り合いといっても、

   ただの飲み会ですけどね】


広志【マンション建設の話も

   ご破算になったって

   いうからな~】


アコ【あの建設会社の経営もかなり

   厳しくて強引過ぎたのかも

   しれないわね】


広志【それじゃあ、アコぼちぼち】


アコ【は~いおまちどおさま!】と

   料理をテーブルに置き始める


広志【おまちどおさん】と

   一緒に置き始める


アコ【そう言えばみんなお酒は?

   3兄弟はいつもので

   しょうけど】


そんな時、暖簾をくぐって店のドアをガラガラと開けて入っていく


信也【こんばんは~】


アコ【あら信也さん、

   どうされたのですか?】


信也【これ、みんなのお酒置いていく 

   からさ!始めはビールから】と

   ケースパンパンに入った

   瓶ビールと焼酎や日本酒が

   併せて入った瓶ケースを

   置いていった


アコ【わざわざすみません、

   今日は本当に助かりました】と 

   軽く頭を下げている


広志【これからもらいにいく

   ところだったのに】


信也【これからワコを迎えに

   いかなければならなく

   なりましたから…】と

   少し苦笑いしている


アコ【ということは…】


広志【確か今日は新酒の品評会…】


信也【お察しいただければと…】


広志【いってらっしゃいませ】


信也【あと、これ哲男さん達に

   飲んで感想を教えてほしい

   そうなので】と

   ある飲み物を渡した


哲男【これは…】


洋之【見た事ないですね~】


和邦【何ですかね~】


信也【さんぴん茶です!

   沖縄ではお茶代わりに

   飲まれているものだそうで、

   焼酎で割るのにも

   いいらしいのですけどね!】


鈴村【ほうほう、後で一杯試しに

   飲んでみるかい】


信也【それではすみません】


アコ【わざわざありがとう

   ございます】


信也【それでは失礼します】と暖簾を 

   くぐって店のドアを

   ガラガラと開けて後にする


その後それぞれが飲み物を注いで乾杯の準備に入ろうとしたその時

猛ダッシュで【ちょっと待った~!】と走って暖簾をくぐって店のドアをガラガラと開けて入ってくる二人がいた…二人は肩で息を整えながらも


的山【俺達を置いてかないで

   下さいよ】


片桐【僕は今回が最後なのですから】


アコ【間に合ったわね】と

   ビールジョッキや

   コップを渡して

   それぞれ飲み物を注いで


的山【ありがとうございます】


片桐【ありがとうございます】


広志【それでは僭越ながら、

   今日はみんなお疲れ様でした

   乾杯‼️】


皆 【かんぱ~い】とそれぞれが

  飲み物が入ったジョッキや

  コップを持ち上げていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。