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小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


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昼休みの時間です

さてさて時計の針はちょうど12時と

なりました

鶴渚小学校の運動会も昼休みに

入りました!子供達の頑張りや成長に

温かい声援を送った親御さんや

祖父母達も一緒で、それぞれのお昼の

始まりです!一方鶴渚小学校の職員室には先生方がぞろぞろと戻ってきている


宮下【こちらにそれぞれ

   並べて下さい】と指示を

   だしている


千成【すいませんありがとう

   ございます】とそう言って

   並べ始めている


宮下【私も手伝いましょう】と分担

   して並べている


そこへ山越が職員室に戻ってくる…

千成と宮下の姿を見て驚いている


山越【千成さん…間に合ったの

   ですか?】


千成【はい…ご迷惑をおかけしました 

   が皆さんの手助けのおかげで  

   何とか】


山越【ところで校長先生はどちらに】


千成【どちらに行かれたのでしょうか 

   私は少し前から

   お見かけしていませんが…】


織田【いや~5月末なのに熱いですね 

   ~もう夏ですよ】


遠藤【そうですね~温暖化が近づいて 

   いる証拠なのでしょうね~】


玉川【先生方、早く食べておかないと 

   午後からもありますからね】


喜多【はいはい、さて何でしょうかね 

   ~】と椅子に座り置いてある

   料理の蓋を開けるとそこには…


喜多【これは“中華丼”ですね~

   意外な料理できましたね~】


千成【ええ~まぁ】


服部【それに“タルタルソースが

   かけてある唐揚げ”と

   インスタントの味噌汁か~】


それぞれがおもむろに食べ始める…


喜多【うまい!中華丼もうまいけど

   唐揚げもうまい】


山越【おいしいですよ千成さん】


千成【ありがとうございます!

   ご迷惑おかけしました】と

   頭を下げている


千成【飯塚さん鋭いな…

   まだまだ足元には及ばない】と

   心の中でつぶやいていた


千成【それではすいません、

   失礼します】そう言って

   職員室を後にした


それから千成は飲み物を販売している役員達へ足を運んでいる…


千成【すみませんお待たせしました】 

   と料理を置いていく


稲元【いい匂いですね~】


赤井【待ちかねたよ~】


吉井【良かったです間に合って】


稲元【確かにそうですね~】


千成【お騒がせしました!

   色々ご協力いただきまして】


稲元【そういえば知らない的屋が

   いるらしいのですが、

   千成さんご存知ありませんか?】


千成【知らない的屋さんですか?

   飯塚さんがアコさんや知り合い 

   の方と保育園の駐車場を 

   借りてお店されていますけど】


赤井【大将とアコさんですか?】


千成【そうですけど、そのおかげで

   今日は間に合ったと言っても

   過言ではないものですから】


吉井【あの二人なら臨機応変

   出来るからな~さすがだよ!

   千成さんには悪いけど

   なぜ外れたのかね~】


千成【ははは…それは私には何とも

   言えませんけどね、

   正直校長先生から

   連絡いただいた時は驚きました! 

   まさに青天の霹靂(へきれき)の 

   心境でしたから】


吉井【分からないものだね~】


役員達の各々も食べ始めて美味しさに酔いしれていた!


一方で広志とアコの出店も賑わいを

見せている…


アコ【は~い、いらっしゃい】


学生【唐揚げとフィッシュ&チップス 

   二つずつで】


アコ【は~い、ありがとうございます! 

   いくらいくらですね~】


学生【それではこれでお願いします】

   とお金を手渡している


アコ【はい、ちょうどですね~

   ありがとうございます】


広志【はい、お待ちかね~】と

   商品を手渡している


学生【どうも~】


アコ【またどうぞ~】


子供【唐揚げとフライドポテト

   下さい】


アコ【は~い、よく来たね~、

   いくらいくらだよ?】


子供【これでお願いします】と

   手渡している


アコ【あらら…】と少しお金が

   足りない事に気づく…

   その様子を手を動かしながら

   見ていた広志は…


広志【いくら?】と小声で聞いている


アコ【いくら…】と小声で返す…


子供は何だろうと少し不安げに

見つめている…


アコ【ぼく~お父さんやお母さんは?】


子供【あそこにいるよ~】と

   指を指している


アコ【お母さん!】と手招きしている


お母【何でしょう】


アコ【いくらいくら足りないんです…】 

   と耳打ちしている


お母【すみません今給料前で…】


アコ【そこではないんです…

   今回だけは子供料金で

   それにこれでウチもしまい

   なものですから】と

   再度耳打ちしている


お母【すみません】


広志【ぼく~悪かったね~

   待たせちゃって】と

   商品を手渡す


お母【ありがとうございます】と

   軽く頭を下げている


アコ【給料前とは…】


広志【あの人確か、あの会社で

   働いている人だろ!

   金にがめついタヌキ親父の

   所だからな…】


アコ【それで手は打って

   あるんでしょう~】


広志【それなりにはな、人様の道を

   踏み外す外道には落とし前

   つけてもらわんとな】


アコ【さて、とりあえず

   お昼ご飯にしましょうよ】


広志【とりあえずはピークは

   乗り切ったな】


アコ【そうですね~しかし、

   校長先生に喧嘩売るとは】


広志【売ったのはあの堅物なんでな

   あれじゃあ、人の上に立つ

   資格は】


アコ【確かにあれやけんね~

   あれで校長とは笑わせもん

   やの~】


広志【アコ…スイッチ入れない様に】


アコ【はいはい】


さあ、運動会も後半戦が始まります


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