時を戻しての影の協力者達
時は更に遡ります
八百と丸井と話していると
アコ【ご飯とか炊いておいた方が
いいですかね~】
八百【どうかな~】
広志【う~ん】と悩んでいると
アコ【お父さん】と広志に視線を
向ける
広志【アコが言うなら仕方ないか】
丸井【でも残ったらどうされるん
ですか?】
アコ【おにぎりや炒めて食べますよ、
毎度の事です】
広志【ただ、もしもの時は誰に
持ってきてもらうかだな~】
アコ【そうだ!ワコさん達に
お願いしましょうか、
今日は配達以外は時間は
あると思いますから】
広志【まぁ子供達も今日は
疲れきっているから行く事も
ないだろうな~】
その後ワコに協力を求めると…
ワコ【ごめんなさい、私は今日さ~
出かけなくちゃ行けなくてさ~
地元の酒の品評会でね】
広志【ワコさんの得意分野ですね…
炊飯器届けてもらえるだけで
いいんですけど…】
ワコ【う~ん、途中までなら
何とかなるんだけど…
小学校でしょ】
広志【分かりました、もしかしたら
折り返すかもしれませんので】
ワコ【分かったわ!】
広志【すみません失礼します】
そう言って受話器を下ろして
電話を切る…ツーツーツー
アコ【それなら3兄弟は今日も
仕事だろうから社長に
電話して持っていってもらうと
いう手もあるけど
どうしましょう】
広志【恐ろしい手だけど、
上手くいくならその手しかない
だろうな~】
その後少しして坂元鉄工所に受話器をとって電話をかける…プルルルル…
プルル…
坂元【はい、坂元鉄工所ですが】
広志【もしもし、飯塚です
おはようございます!
朝からすみません】
坂元【朝からどうされました】と
少し驚いた表情の声の
ニュアンスで語っている
広志は電話である程度の事情を話して3兄弟の助っ人をお願いしている…
坂元【今日は半ドンなので
貸し出しますよ!
これで借りはなしという事で】
広志【何もなければ貸しもないん
ですけどね】と少し苦笑いの
ニュアンスで話している
坂元【それで大体何時頃ですかね~】
広志【恐らく10時半位かと】
坂元【分かりました、その時は
連絡は…】
広志【その時は公衆電話から
電話しますよ!すみませんが】
坂元【分かりました】
広志【お手数おかけしますが、
よろしくお願いします】と
電話口で軽く頭を下げながら
受話器を下ろして電話を切る…
ツーツーツー
その後広志とアコは的屋のメンバーと話をした後、その足で公衆電話に
向かい電話をかけようと…
広志は財布からテレホンカードを
出して受話器の隣りにあるカード
入り口からカードを入れて受話器を
とって電話のボタンを
押してかけると…
ワコ【もしもし~】
広志【もしもしワコさんですか?】
ワコ【大将~そういう事ね】
広志【お手数おかけしますが、
坂元鉄工所までで大丈夫なので
よろしくお願いします】と
電話口で軽く頭を下げながら
受話器を下ろして電話を切る…
ツーツーツー
その後再び同じ様に坂元鉄工所にも
電話している…
坂元【はい、もしもし坂元鉄工所
ですが】
広志【もしもし、お疲れ様です
飯塚です】
坂元【そういう事ですね】
広志【後ほど崎島商店の奥さんが
車でそちらに伺いますので、
乗り換えていただきまして
こちらまでお願いします!
奥さんどうしても抜けられない
大事な予定が入っている
みたいなので】
坂元【分かりました!】
広志【それで小学校の近くの駐車場は
ほとんど埋まってしまっている
ので、少し離れた所から歩いて
持ってきてもらう形になって
しまいますが…】
坂元【まぁ、あの3人は体力は
ありますからね!】
広志【お手数おかけしますが、
よろしくお願いします】と
電話口で軽く頭を下げながら
受話器を下ろして電話を切る…
ツーツーツー
広志【先走りかと思ったがな…
さて、やりますかね】
そう言って公衆電話を後にした




