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小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


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それぞれの対応…

さてさて時刻は11時を少し回った

その頃…鶴渚小学校の運動会の

賑やかな裏では千成と安藤が

トラブル解消に向けて動いていた

千成は材料を全て持ち帰り調理をして完成させてお弁当と惣菜として

お持ちするという事だそうだ!

一方安藤は運動会の運営や挨拶回りを行いながらもアコや広志の店に電話をかけていた…プルルルル…


安藤【繋がらないか~】と溜め息を

   つきながら受話器を下ろす…

   ガチャリ…そこへ山越が

   駆けつける


山越【校長先生、そう言えば

   お昼のお弁当も千成さんで

   したでしょうか】


安藤【そう言えば…困ったな~あぁ~】  

   と頭を掻きむしりながら

   話していると


山越【と・も・か・く千成さんに

   大至急連絡取って確認して

   下さい!急いで!!】と学校の

   建物にヒビが入りそうな

   語気を強めた声で語る


その瞬間グラウンドの人々の動きが止まったか止まってないような…


安藤【はい…】と受話器をとり

   番号をボタンで押している…

   コール音が鳴っている


歩美【はい毎度ありがとう

   ございます、千成飯店です】


安藤【もしもし安藤ですが

   お弁当は何時頃になりますか…】


歩美【確認いたしますので少し

   お待ち下さい】と聞きに

   いっている


しばらくして戻ってくる…


歩美【お待たせしました、恐らく

   最短で12時半位になるかとの

   事です】


安藤【それは困ります!!何としても

   12時過ぎまでに届けるように

   お伝え下さい!それが無理ならば   

   キャンセルでお願いします】と  

   伝え受話器を下ろして

   電話を切った


山越【校長先生…】


安藤【それでも千成さんは

   持ってくるでしょう】


山越【それなら良いのですが…】


安藤【教頭先生、今回の件に

   関しましてはどうか…】


山越【それはもう手遅れとしか

   言えません鹿嶋田教育長に

   情報が伝わってしまいました】


安藤【……そうですか……】と

   うなだれている…


さてさて時刻の針はもうすぐ11時半を指そうとしていたその頃…

広志とアコは運動会における

子供達や応援する親御さん達等の

賑やかな声を聞きながら調理を始めていた…広志は揚げ物を調理を

アコは野菜を切ったり整えたり

入れ物を準備している


広志【ふぅ~アコ~どんなもんかね】


アコ【そうですね~こちらも

   ある程度は出来てますよ~】


広志【入れ物はこれか、助かるよ】


アコ【そうですね、子供達にも

   手軽に親御さんには

   おつまみな感じでと

   思いまして】


広志【そうだな~やるとするか~】


そんな時一人の男性が近づいてくる…


吉川【こんにちは~】と挨拶してくる

  

広志【早いね~戻ってくるの】と

   笑いをこらえている


アコ【すみませ~ん、これどうぞ~】  

   と紙コップに入った

   揚げ物を渡している


吉川【ありがとうございます~】と

   受け取っている


広志【ボンベのお礼だよ、

   歩きという事は

   お酒はどうする】


吉川【あるのですか?】


アコ【缶ビールで良ければですが…】


広志【ワコさん指令でな、さすがに

   それは料金をいただかないと…】  

   と少し苦笑いしている


吉川【ワコさんもちゃっかりしてます  

   ね~そう言えばいくらですか?】


アコ【いくらですね】


吉川【それではこれで】とお金を

   手渡して近くに敷いてある

   ゴザに座って食べ始めていた…


吉川【おいしいですね~

   ビールが進みます】


広志【それは何より、子供達には

   おかずにもおやつにも

   ちょうどいいように

   してあるんだよ】

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