夕方の営業(常連客編、その15)
物語はまたまた続編です!
あらかじめご了承下さい
広志が店へ戻ろと足を運んでいる
一方その頃の店内の様子は?…
実況【試合終了~日中対トルクヤは
11対10で日中ドラゴンの
勝利です】
哲男【あ~負けたか~】
洋之【でも1点差まで
迫ったんですから】
和邦【次に期待しましょうよ、
それにこれだけ
盛り上がったんですから】
哲男【いや~一方的にならなくて
良かったよ~】
山武【そうっすね~ウチなんか
あっさり完封負けで
終わりましたからね~
そう言えば大将遅いですね~】
アコ【そうね~何かあったのかしら…】
と不安そうな表情を見せている
が…心の中では
“恐らく津雲さんに
連絡しているわね”と思っていた
そこへ暖簾をくぐり店のドアを開けて広志が帰ってくる
広志【アコはいよ~】と湿布薬を渡す
哲男【大将~どこ行ってたんすか~】
広志【いつもの所になくて、
ずっと探してたんだよ、
薬屋もこの時間じゃ
閉店しているからな!
そしたら変な電話もくるから
大変だったよ】と
少し頭を掻きながら
苦笑いしている
アコ【お父さん、ありがとう
ございます】と湿布薬を
受け取り早速貼る
広志【いえいえ】
山武【そう言えば大将!
イチゴありがとうございます】
洋之【そうそう甘くて
美味しかったです】
哲男【たまには果物も良いっすね~】
和邦【そうですね~季節の
旬な物とかですよね】
広志【今日のはもらいものなんだよ、
それに提供していくとなると
今の金額じゃあ無理だから
値上げは確実だね~】と
腕を組みながら話す
アコ【そうね~
それは仕方ないわね~】
哲男【…たまにはで良いっすよ~】と
焦る表情をみせる
アコ【さて、みんな~
そろそろ閉店の時間よ】
山武【もうこんな時間だ!帰らなきゃ
おあいそお願いします】と
バタバタして帰宅準備している
哲男【俺らもそろそろ】
洋之【珍しく試合終了まで
いましたね~】
和邦【明日、もっと体力
きついですよ~】
哲男【しょうがない、朝は来る!】
広志【気張るね~】
山武【でも尚美ちゃんは、どうする?】
アコ【タクシー呼んであるわよ?】
広志【まあ何だ、現在は
何も分からないからな!
“人事を尽くして天命を待つ”
しかなかろうさ】
山武【そうですね】と
お会計をしている
山武【それじゃ~お休みなさい】
哲男【お休みなさ~い】
洋之【お休みなさい】
和邦【お休みなさい】
と店のドアを開けて暖簾をくぐり
店を後にし、それから5分後にタクシーが到着した
アコ【ほ~ら、尚美ちゃんタクシー!】
朝陽【う~ん、竜哉く~ん】と
つぶやいている
その後アコと広志は何とか朝陽をタクシーに乗せて走っていくのを遠巻き様に見送っている
広志【まあ、まだひと波乱も
ふた波乱もありそうだな】
アコ【やはり連絡していましたか】
広志【どうやらパハラッチから
逃げようとしたのが
事実だろな…本命か遊びかは
意識が戻って時間が経たないと
判断はつかないだろう】
アコ【吉と出るか凶と出るか…
ですね】
皆それぞれの家路へと足を向けて
いったのでした
今回から?の登場人物ーーーーーーーー
津雲 昭仁…55歳
東葉日報遊軍部記者でアコと広志と
何かしら繋がりがあるらしい




