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小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


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14/165

仕込み準備中

時刻は朝の4時半を過ぎた頃…

起床した広志とアコは仕込みの準備をしようとしていたその頃…

お店の前に1台のワゴン車が止まった…車の中からは八百屋さんの店主

である八百が下りてきて荷物を運んでくる、作業しながらのそれぞれの会話


八百【おはようさん】


広志「おはようございます!

   すいません無理を

   お願いしまして」


八百「うんにゃ~たまには

   良いんじゃないの!」


広志「おかげさまで助かりました」


アコ「おはようございます

   バタバタですみませ~ん」と

   軽く頭を下げている


八百「しかし、いつもより早く

   仕込みするなんて」


広志「緊急事態なら仕方ないですよ!」


アコ「今日は出張先で腕を奮う

   から何なら八百屋さんも

   食べにいらっしゃい!」


八百「行けたら顔だすよ!」


広志「出張と行っても大して

   遠くではないですし」


八百「遠くかと思ったら

   近くなんかい!」


広志「食べ盛りの場所に

   乗り込んで行く事になるとは」


アコ「そうね~まさかの事態

   のんびりいかないわね~」


八百「これで全部だな!

   それじゃあ毎度‼」


広志「助かりました、

   ありがとうございます」


そう言って八百は店を後にして

車を走らせて去っていった

それと入れ替わる様にお店の前に1台の軽ワゴン車が止まった

車の中からは肉丸の店主である

丸井が下りてきて荷物を運んでくる、

作業しながらの会話


丸井【おはようございます】


広志「おはようございます!

   すいません無理を

   お願いしまして」


丸井「珍しいですけど

   良いんじゃないですか?」


広志「おかげさまで本当に

   助かりました」


アコ「おはようございます

   バタバタしていて

   すみません」と軽く頭を

   下げている


丸井「でも何があったのですか?

   いつもより早く

   仕込みするなんて」


広志「緊急事態な様なので

   仕方ないですよ!」


アコ「今日は出張先で腕を奮う

   から何なら丸井さんも

   食べにいらっしゃい!」


丸井「何処か分からないのでは

   行き様がありませんよ~」


広志「出張と行っても大して

   遠くではないですし」


丸井「近くなんですか?」


広志「食べ盛りの場所に

   乗り込んで行く事に

   なるとはね~」


アコ「そうね~のんびりできると

   思っても上手く

   いかないわね~」


丸井「これで全てになります!

   毎度ありがとう

   ございます!それじゃあ」


広志「助かりました、

   ありがとうございます」


そう言って丸井は店を出て

車を走らせて去っていった

それからしばらくして、再びお店の前に1台の軽ワゴン車が止まった

車の中からは乾商店の店主である

渡貫が下りてきて荷物を運んでくる、

作業しながらの会話


渡貫【おはようございます】


広志「おはようございます!

   どうされました?」


渡貫「乾燥ワカメ、何か汁物に

   使って下さい」


広志「良いんですか?」


アコ「おはようございます

   あらっ渡貫さん

   どうされたのですか?」


渡貫「八百屋の大将から

   話を伺ったので」


広志「すみませんわざわざ」


アコ「今日は出張先で腕を奮う

   から何なら渡貫さんも

   是非食べにいらして

   下さいね!」


渡貫「時間があれば寄らせて

   いただきます」


広志「出張と行っても近くなんで」


渡貫「近くなんですか?」


広志「まぁそうですね」


渡貫「そうですか…それじゃあ

   私はこれで…」


広志「助かりました、

   ありがとうございます」


そう言って渡貫は店を出て

車を走らせて去っていった






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