祭りの前のある確認…(その2)
さてさて時刻の針は
もうすぐ16時15分になろうとしていた子供達も遊び回っていましたが、
子供達も【まだかな~早く早く】と
お祭りを今か今かとワクワクして
待ち遠しくしています
ほとんどの出店は準備も
完了していますが…
この4人は果たして…
広志【油はこんなもんだろうな】と
ほっとした表情を見せる
アコ【大丈夫よ、念の為の予備は
積んでありますから】
広志【さすがアコ、助かるよ】と
ほっとした様子を見せている
アコ【しかし、今年も凄い人ね~
始まる前なのに】
広志【確実に憂さ晴らしも入っている
気がするがな】
アコ【確かに】と笑いを堪えています
広志【ところでそっちは
抜かりないかい】
アコ【大丈夫ですよ】とそれを
広志に見せている
広志【そうかい…
いよいよ後少しだな】
その隣りではワコと信也といいますと?
ワコ【あんた!これじゃあどうみても
足りないわよ】と小声で怒った
様子を見せる
信也【充分だろ~子供達が主役
なんだから、ジュースを
多くしないと】とこちらも
小声で応えている
ワコ【私の分ないじゃないの!】
信也【なくていいの、ついこの前も
あれだけ飲みまくって泥酔して
見境なく絡みまくって
記憶なくした事忘れたのか】と
ため息をついて呆れた様子で
ワコに視線を向けている
ワコ【何の事かしら?
記憶にごさいません】と
とぼけたフリをしている
信也【それでこの前もお巡りさんの
ご厄介になったんだろうが
少しは酒の量を控えたら
どうかね…それにお酒は販売
するための物なんだから
家にあれだけあるのに
まだ飲むのか】と珍しく
腕を組みながら話している
ワコ【あんた!世の中には無理というも
のがあるのよ、無理という
ものがね】と小声のバトルが…
井原【相も変わらないね~丁々発止】
戸栗【毎年恒例行事だわな…】
広志【あぁ見えて何だかんだで
嫌い嫌いも好きのウチで
いるからな~】
アコ【それは流星君にも受け継がれ
ているわね】と視線を向けると
そこには信也とワコの一人息子の
流星と彼女との同じ様なやり取りが
繰り広げられているのが垣間見えて
います
広志【カエルの子はカエルじゃない
んだからさ~そういや~
また新しい飲み物仕入れたと
言ってたな~信也さん】
アコ【お酒は毎年同じ様なのです
けどね~】
広志【変わらない美味しさに
変わりゆく時代、いつでも
あなたの側には○○ビール
なんてな】とビールのCMの
決め台詞を呟いている
アコ【お父さん、無理があるわよ
無理が】
広志【良いじゃないか~違いの
分かる男みたいな】
アコ【それを言ったら私も
違いの分かる女よ】と得意げな
表情で話している
4人の小さなやり取りが繰り広げられていましたが…
佐藤【あの~そこの4人さん、
そろそろよろしいで
しょうか…】と
苦笑いしながら声をかけている
広志【すみません、
気にしないで下さい】
アコ【いつもの事ですから】
信也【すみません】
ワコ【すみません】
いよいよ夏祭り盆踊り大会の
始まりです




