お昼の営業(常連客編、その11)
さてさて仕込みが終わり時計の針は
11時半を少し回ったその頃、
開店準備をしていた
その時には、お客がちらほらと…
相木【こんちは~大将にアコさん!】と
毎度一番乗りで暖簾をくぐって
店のドアをガラガラと開けて
入っていく
浮田【こんにちは~】それに続いて
入っていく
アコ【いらっしゃい!そこで
座って待っててちょうだい】と
調理しながら話している
相木【いつもすいませんね~
あ~腹減った~】といいながら
カウンター席に腰を下ろして
座っていく
アコ【しかし、今日も暑いわね~】と
最後の準備しながら
話していると
相木【いや~もう暑いしか
言葉出ないっすよ~】と
うちわを仰いでいる
浮田【本当に夏バテ気味ですもん、
朝から水風呂入らないと
暑さに勝てないですもん】
広志【そういやこの前教えてもらった
電気屋来て見積もりして
もらって金額も安かったから
注文しようとしたら納期が
再来月になるかもだとよ…】
アコ【再来月はきついのよね~
この形の在庫はなかなか
ないらしいわね~】と麦茶を
コップに注いで渡している
相木【再来月…夏に欲しかった…】と
ガックシと肩を落としている
浮田【エアコンが入るだけでも
進化ですよ、是非とも
お願いします!】
広志【それだけ業務用エアコンは
取り合いって事だよ】と
調理しながら話している
アコ【扇風機で何とかやりくりする
しかないわね~電気代とかも
考えないとね~】
広志【そうなると値段も
考えないとな~】
相木【そこは据え置きで
お願いします】
浮田【懐がこれ以上寒くなるのは
キツイです】と苦笑いしている
アコ【違う目的で女の子のお店で
弾けるからよ、聞いたわよ~
振られたって】
相木【何で知っているんですか!】と
驚いた表情をしている
浮田【確かに】
広志【元カノがここにきて強めの酒
飲んで喚けば否が応でも
認識するだろうよ】と呆れた
様に話している
アコ【そう言えば坂元さんの所も
クーラー入れるらしいわね
もうすぐ業者が来るんすよ~
って嬉しそうに話してたわよ】
相木【いよいよですか~】
浮田【ウチの会社も工事
入ってますからね~
もうそろそろかと…】
広志【さてとぼやきはここまでにして
と…アコ!そろそろいいぞ~
開店だ~】と声をかける
アコ【はい!じゃあ開店で~す
いらっしゃ~い!】
広志【いらっしゃい!毎度!】
店にはお客さんがぞろぞろと入って、おもむろに席に座る
相木【新しい恋を探すか~】
浮田【腹が減っては戦は出来ぬからと
言うからな~】
アコ【はいはい、おしぼりね】と
渡している
相木【ありがとうございます】
浮田【ありがとうございます】
それぞれ受け取り
手を拭いたりしている
榎本【こんにちは~毎度~】と
暖簾をくぐり抜けて店のドアを
ガラガラと開けて、
店の中の様子を伺っている
アコ【えのちゃんいらっしゃい
どうぞ】
榎本【ありがとうございます】
泉澤【こんにちは~大丈夫ですか?】と
続いて入ってくる
アコ【いらっしゃいませ、
こちらへどうぞ】
榎本と泉澤がそれぞれ
カウンター席に座ると
アコ【はい、みんな水とおしぼりね~】
とそれぞれに渡している
榎本【ありがとうございます】
泉澤【ありがとうございます】
それぞれ受け取り
手を拭いたりしている
広志【アコ!あがったよ‼】と
出来上がった料理を
盛り付けている
アコ【は~い‼よっこらしょ】と
おぼんを持ち上げて運ぶ
アコ【はい、おまちどおさま
めしあがれ】とそれぞれの
カウンターテーブル席に
置いていく
相木【今日は何ですか?】
アコ【今日は“カツ丼”に
“春雨サラダ”に“豚汁”ね…】
アコ【早く食べちゃいなさい、
冷めちゃうわよ】と諭される
相木【はい!いただきます】と割り箸を
持って割ってから
一口頬張ると…
浮田【美味いっす!
これでオンオフですね~】
相木【美味い!】
アコ【ご飯食べてつかの間休んで
夏祭りも来てちょうだい】
相木【は~い‼】
浮田【は~い‼】
榎本【は~い‼】
泉澤【時間あれば‼】と
もりもり食べている
それから、様々なお客様が
ご来場して、美味しいお昼を食べてみんなエネルギーチャージをして次へのエネルギーへ向かっていったのでした




