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小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


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準備と確認…(夏祭り編)

さてさて、時計の針はもう少しで

11時になろうとしています

アコと広志ら昼の営業と夏祭りの

出し物に向けて準備を進めています…

その最中には無事に祭りをという

心境の方が念の為の確認という事で

この方が登場してきます


佐藤【ごめんください】と暖簾を

   くぐり店のドアをガラガラと

   開けて入ってくる


アコ【すみません、まだ準備中でして

   ってあらっ!自治会長さん】


佐藤【度々悪いね、夏祭りの準備中の     

   忙しい時にね一応確認しなけ

   ればならんからさ】と苦笑い

   している


広志【いえいえ大丈夫ですよ、

   すみませんね昼の営業の準備も  

   ありましてね】と珍しく

   バタバタしていた


アコ【まぁ、どうぞ】と椅子を

   引いている


佐藤【忙しい時に悪いねありがとう】  

   そう言って少し苦笑いしながら  

   椅子に座る


アコ【今年はタコ焼きと

   フライドポテトという事なので】  

   そう言ってコップをキンキンに 

   冷やして入れた 

   麦茶を出して置いていく


アコ【どうぞ】と佐藤の前に置く


佐藤【ありがとう、こちらも

   舞台の準備も着々と順調に

   進んでいるよ】そう言って

   一口すする


佐藤【鶏天はやらないのかい】


広志【焼き鳥機の修理も終わりました 

   から、本来の形になりますよ

   それなので、さすがに

   鶏被りになるのもさすがには】


佐藤【まぁ確かにそれはあるからな~  

   それにタコ焼きとは思いきった  

   ね~その様子だと大丈夫

   そうですね、それでは後程

   宜しくお願いしますね~

   失礼します】そういって

   立ち上がって、店のドアを

   ガラガラと開けて暖簾を

   くぐって後にした


広志【確認しに来たか…】


アコ【そんな感じやね】


広志【一昨年もやっているけどな~】


前にもご紹介しましたが、この時代の土曜日は半ドン(午前中のみ)の勤務となる企業がほとんどであります!

そのため、祭りの舞台の準備は

毎年交代で実施されているのです


そんな時一台のトラックが止まり

運転手が下りてくる


吉川【こんにちは~】と暖簾を

   くぐり店のドアをガラガラと

   開けて入って挨拶してくる

  

広志【おお~いらっしゃい

   毎度悪いね~】と挨拶しながら  

   苦笑いしている


アコ【すみませ~ん、ご迷惑かけて

   しまって】と挨拶してくる


吉川【いえいえ、夏祭りはいつも通り 

   で大丈夫ですか?】


広志【そうだね~いつも通りで】


吉川【そうでしたか、後でいつもの

   場所に下ろしていきますよ、

   時間はいつも通りで

   大丈夫ですよね】


広志【大丈夫だ、助かるよ】


吉川【後でお祭りに寄るので

   楽しみにしています】


広志【待ってるぞ~】


アコ【お待ちしています】


広志【車では来るなよ~

   後が大変になるぞ~】


吉川【それは肝に銘じておきます】と  

   少し苦笑いしている


吉川【すいません、それではまた後で】 

   と軽く頭を下げて車に乗り

   エンジンをかけて

   走らせ去っていった


さあ、いつもお昼が始まります

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