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小料理屋アコ~心おだやかなおもてなし  作者: 村越 京三


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仕込み準備中(その4)

更にそこから時間が経過して、

時計の針は午前9時を少し回ったところになります、その頃に八百が去ったのと入れ違いに再びお店の前に1台の軽トラの車が止まりました、車の中からは魚勝鮮魚店の店主である鈴村が下りてきて

荷物を運んできています

作業しながらの会話です


鈴村【おはようさん!】


広志【おはようございます!

   急な依頼なのに助かります】


鈴村【今日と明日の分な~】


アコ【おはようございます~

   本当にすみません】と

   軽く頭を下げている


鈴村【今日と明日は祭りだから

   魚な出番なしと思って高校野球   

   でも見ながらのんびりするかと   

   思ってたのに】とぼやきながら 

   視線を2人に向けている


アコ【いいじゃないですか、

   魚が売れるという事は

   それだけ食べる人がいるという 

   事ですから】とたしなめる


鈴村【確かにそうだけどね~

   でも祭りにやるとは本物の出店 

   との取り合いだから

   苦労したよ…】とため息を

   ついている


アコ【ダメなら違うのも

   考えてたんですけどね】 


鈴村【そうなのか?】


広志【なかなか決まらないから

   ダメ元だと思ったけどな】


アコ【簡単ですけど毒味役で鈴村さん 

   も試食お願い出来ますか?】と

   夏祭りの料理を手渡す


鈴村【さすがだねアコさん、

   ちょうど小腹が空いていてさ~ 

   それでは失礼して】と

   一口食べてモグモグしている

   鈴村…


広志【いつもの時間よりも少し早めに  

   来ておいた方が良いと思うぞ~ 

   数には限りがあるから】


鈴村【ドンチャン騒ぎでお巡りさんの 

   ご厄介にならないように

   つとめるよ】と

   少し苦笑いしている


アコ【この前は色々ありましたね~】 

   と振り返っている


鈴村【まあまあ…もうこんな時間

   かい、ぼちぼち行かないと】と 

   時計を見て


広志【毎度悪いね、助かったよ

   ありがとう】


アコ【ありがとうございます】


鈴村【じゃあ、また後で】


そう言って鈴村は店を出て

車を走らせて去っていった


さてさて時計の針は進んで

もうすぐ9時半になろうとしています、鈴村が去ったのと入れ替わる様に

お店の前に再び1台の軽ワゴン車が

止まりました、車の中からは肉丸の

店主である丸井が下りてきて

荷物を運んできています

作業しながらの会話です


丸井【おはようございます】


広志【おはようございます!

   すいません無理を

   お願いしまして】


丸井【いえいえ~ウチとしても

   商売はありがたいですよ】


広志【おかげさまで本当に

   助かりました】


アコ【おはようございます~

   バタバタしていてすみません】  

   と軽く頭を下げている


丸井【毎年恒例ですからね、

   前回は大量でしたけど、

   今回は思い切りましたね~

   仕込み量も多くなりますよ】


広志【その代わりに頼んでおいた

   ものも仕入れていただいて

   ありがとうございます、

   休みの間にゆっくりと

   やりますよ】


アコ【何なら丸井さん達も

   祭りにきて食べに

   いらっしゃい!】


丸井【私達が行っても

   大丈夫なのですか?】


広志【他の地区からの人の割合が

   半分超えですから】


丸井【そんなに人来るのですか?】


アコ【いつもの事ですよ、

   今回は路駐のオンパレードの

   対策として関係者以外は

   駐車場使用不可になりました

   から、それにお巡りさんも

   駐留する事に】


丸井【そこまでする事になるとは

   人気なのですね~】と

   関心している


丸井【これで全てになります!

   毎度ありがとうございます!

   それでは】


そう言って丸井は店を出て

車を走らせて去っていった

それからしばらくして、時計の針は

もうすぐ10時になろうとしていた頃、三度(みたび)お店の前に1台の軽ワゴン車が止まったのです、車の中からは

乾商店の店主である渡貫が下りてきて荷物を運んできます作業しながらの 会話です


渡貫【おはようございます】


広志【おはようございます!

   どうされました?】


渡貫【乾燥ワカメと春雨等色々

   持ってきました、

   何かに使って下さい】


広志【良いんですか?】


アコ【おはようございます

   あらっ渡貫さん

   どうされたのですか?】


渡貫【八百屋の大将から

   話を伺ったので、

   お店も開けるそうなので】


広志【すみませんわざわざ

   配達してもらって】


アコ【昨日試しで夏祭りの出し物

   作りましてね、簡単ですけど

   毒味役で渡貫さん試食

   お願い出来ますか?】と

   串に刺してあるものを手渡す


一口食べてモグモグしている渡貫…


渡貫【さすがですね、時間あればです  

   けど寄らせていただきます】


広志【まぁ、夏祭りの出し物

   ですからね】


渡貫【他の地区の方からも

   来られる方々多いですからね】 


広志【確かにそうですね~

   この時しか見かけない人も

   いますからね】


渡貫【それじゃあ私はこれで…】


広志【助かりました、

   ありがとうございます】


そう言って渡貫は挨拶をして

店を出て車を走らせて去っていった








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