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召喚サレタ14歳  作者: クロ=アズラーイール
東の島国
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肆拾:初依頼

今年受験なので、しばらく投稿できません。

「タンジェントアークですか…………。聞いたことはありませんが、響きがいいですね。」




藍那だけでなくサティナもそう思ったようだ。だが、サティナはまだ、型の名前は要るのか、と思っていた。完全に理解し合うまではまだかかりそうだ。




「では、準備もできたのでギルドの依頼でも見に行きますか?」




その言葉を聞いて藍那は気がついた。…………まだ、一回も依頼を、受けてない!




「そうですね。…………ランクみたいなものはあるんですか?」




「いえ。全ての冒険者は平等になっていて、誰がどの依頼を受けても大丈夫です。…………もし、依頼をきちんと選ばずに帰ってこれなかったとしても、自己責任ですが。」




冷たいな、と藍那は思った。少なくともぬるま湯みたいな現代日本に生まれた藍那には、そう思えた。




「では、行きますか。」




「はい。」






――――――――――――――――――――――――――――――――――――




ギルドは、相変わらずの様子だ。藍那達は、一番すいているカウンターへ行く。




「こんにちは。どの依頼を受けますか?」




迎えてくれたのは、150cmほどの小柄な(藍那にとっては大きい)女性だった。




「えっと…………初めての依頼なんですが…………」




「でしたらこちらはどうでしょうか。剣狼ブレードウルフ10体の討伐依頼です。報酬は銅貨三枚になります。よければ詳細は説明します。」




間髪いれずに言葉が飛んでくる。流石コミュニケーションの職だ。




「じゃあそれで。」




「かしこまりました。プレートの提示をお願いします。」




藍那はプレートを渡す。



「勇者:鈴木藍那・騎士:サティナ・バースの依頼を認めます。生還を願います。」




こうして、初依頼が始まった。

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