第九.五部 第六章 パパ
「パパって呼んでもいいんだよ」
無理矢理、ヤマトの旗艦が豪華高速帆船に強引に接舷して、ヤマトの旗艦からさっそく乗り込んできた国王が最初に言った。
「ギャラ〇ティカマグナムぅぅぅぅ! 」
俺が国王を右ストレートで殴った。
「「「「「おお、リング〇かけろだな! 」」」」」
宰相とイジュウイン大公、サイトウ公爵とミヤタ公爵とスギモト公爵とミタライ公爵とフジワラ侯爵が凄く嬉しそうだ。
この国王を殴られる事より、アニメネタを大切にするノリが嫌なんだが。
「いやぁ、とうとう猛禽にやられて、我らが仲間に仲間入りだな」
宰相が本当に嬉しそうだ。
「おめでとう」
「おめでとう」
「おめでとう」
「おめでとう」
「おめでとう」
「おめでとう」
イジュウイン大公、サイトウ公爵とミヤタ公爵とスギモト公爵とミタライ公爵とフジワラ侯爵が一人ずつ拍手をしながら言って行く。
「エ〇ァはもういいから! 」
俺が叫んだ。
「いや、やはり、これは必要だよ」
国王が俺に殴られたにも関わらず気にしてないようだ。
ある意味、物凄くハートが強いのだろう。
「なんじゃ、これは……」
異界のものを見るような目で樹老人が言った。
「ヤ、ヤマトの王族と大貴族の方々です」
カザンザキスさんが凄い顔で説明した。
「こ、これがヤマトの王族なのか? 」
樹老人がこれまた凄い顔してる。
「おや、この方は? 」
国王がこちらを見て聞いた。
「樹老人様です」
カザンザキスさんが樹老人を紹介した。
「ええええ、本物? 」
国王が驚いた。
「ほ、本当にあいつ、<終末の子>だったんですね」
宰相も俺を見て驚いてる。
何だと思ってたんだ。
「しまった。うちの娘をまだ嫁にやって無い」
イジュウイン大公が悔しそうだ。
「まずいな。うちの娘もちょっと連絡して呼ぶか」
サイトウ公爵も焦った顔をしてる。
「やめて! 」
俺が制止する。
何が何でも、猛禽に襲わせそうとするな、こいつら。
宰相がアオイとミオのところに行った。
「良くやった。でかした」
アオイは呆れて、ミオはうれしそうに頷いた。
国王はキョウカとミヤビ王女とユイナを褒めた。
「良くやったな。これでヤマトの王家も安心だ」
「な、生臭くね」
俺が呆れ果てて言った。
「いつになっても人の世は大変と言う事じゃな」
龍女さんが横に来て笑った。
「こ、この方は、まさか龍女様? 」
国王がさらに驚いたようだ。
「本当にいらっしゃったんだな」
宰相もさらに驚いてる。
え?
一応、知ってたんじゃないの?
信じてなかったの?
「「「「「「本当だったとは! 」」」」」
国王と宰相とイジュウイン大公、サイトウ公爵とミヤタ公爵とスギモト公爵とミタライ公爵とフジワラ侯爵が顔を会わせて叫んだ。
「信じて無かったのかよ! 」
俺が呆れ果てて座り込んだ。
「どうしょうも無いの」
樹老人が頭を抱えた。
投稿が携帯になったり、時間が無茶苦茶になって、すいません。
どうか、今後とも続けて読んでくださいませ。