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全部社会が悪いんやっ! 〜ある救世主として召喚された男の話   作者: 平 一悟
人物紹介は470から475のあたりにあります。
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第八部 第十章 エピローグ

「兄弟。索敵スキルでどうだ? 」


 俺がアポリトに聞いた。


「むう。海中から上がってきた金属製の船が、お前の親父が逃げたところに浮上して来てる」


「潜水艦か」


 俺が呟いた。


「潜水艦って? 」


「海の中を進む船みたいなもんだよ。潜って進むの」


 まあ、酷い説明だが、詳しくやってもしょうがないし。


「いろいろ、あるんだな」


 アポリトが頷いた。 


「本当に追わないのか! 」


 爆龍王ゴウオウがしつこい。


「絶対ダメだって、追っかけたら、やばいから」


 ミツキが再度注意した。


「ヘリが爆破されたとは言え、これだけスムーズに潜水艦が迎えに来ると言う事は、罠があるって事だよ。百パーセント罠があると見ていい」


 俺が納得いかない様子の爆龍王ゴウオウに諭すように話した。


「あれがシュウジさんよね」


 ミヤビ王女が聞いてきた。


「あれ? 名前言ってたっけ? 」


「こないだルイ叔母さんが面影あるって」


「ああ、あの時の……」


 良く聞いてるな。


 ルイ叔母さんの名前で、横のアポリトが胸を抑えてる。


「あれが伝説の皆殺しのシュウジさんね」


「「は? 」」


 俺とミツキが唖然とした。


「有名よ。子供の時、王宮を抜け出して街とかでよく遊んでたらしいけど、その時の友達が犯罪組織に殺されちゃって、報復に街に引きずり込んで罠で犯罪組織の連中を皆殺しにしたの」


 ミヤビ王女が言った。


「「は? 」」


 初耳だ。


「え? あれ、都市伝説じゃないの? 確か、九歳だっけ? 」


 クニヒト大佐が言った。


「きゅうさい? 」


 カザンザキスさんが凄い顔してる。


「どんな、家族なんじゃ? 」


 樹老人(じゅろうじん)も凄い顔してる。


 その時、突然、龍女(りゅうじょ)に抱きしめられた。


「お主が、<終末(おわり)の子>じゃな」


 言って、龍女(りゅうじょ)がそのまま泣いてる。


「なんで? なんで? 」


 目を潤ませたまま龍女(りゅうじょ)が俺を見た。


「ごめんね。もう逃げないから」


 俺が申し訳なさそうに頭を撫でた。


 龍女(りゅうじょ)が俺をぎゅっと、さらに強く抱きしめた。


 俺が龍女(りゅうじょ)の髪を優しくなでた。


 アオイやムラサキやミツキやミヤビ王女の目が怖い。


 さあ、どうしょうと必死にいろいろと考えるのであった。

 すいません。


 仕事の都合で日によっては一回投稿になる日も出るかもしれないので、お許しください。


 何とか、毎日投稿は続けようと思います。


 ブックマークとか励みになります。


 本当にありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] ギスギ○オンラインと少し似たようなやばい系主人公は結構面白いけど、周囲のリアクションがワンパターンなのがちょっと不満。 大体、は?とか、はあぁぁぁぁぁ?とかばっかりで。 後は、まぁコメディ系…
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