第六十部 第六章 エピローグ
ねえわ。
こりゃ、ねえわ。
三代丼完成ですわ。
やっちまったよぉぉぉぉぉぉぉ!
朝、やってしまったばかりで二戦目行ったので、まだ動けないのもやっちゃった。
アマゾネスと許嫁の半分が痙攣してます。
鈴の初代もたまりにたまってたのかやり過ぎて痙攣してる。
すげぇな。
鈴の初代との回数は、俺の個人的な記録としたら史上最高回数だったと思う。
もう、最後の辺はメロメロだった。
やばい。
初代と三代目に子供が出来たら、同い年のお婆ちゃんの兄弟がいる兄弟が出来るわけだ。
叔母が同い年で兄弟を超えている。
何と言う現実。
仕方ないので、全員に毛布を掛けて部屋を出た。
アオイですら起きれまい。
事実上の一時間ほどの休息タイムを入れた第二ターン。
それで、一番の衝撃は俺が全然平気だと言う。
眩暈が止まんないので、部屋を出て食堂へ行った。
あれから五時間くらいかな?
俺が食堂へ行くと親父と国王達がかたずをのんで待っていた。
「え? 増えちゃったの? 許嫁……」
親父が凄い顔してる。
俺がコクリと頷いた。
食堂にどよめきが走る。
クルーの連中もすごい顔してる。
「身体、大丈夫なのか? 」
「時間でトータルなら、前回よりは少ないし……」
「それにしたって元気すぎだろ」
「マジかよ」
カルロス一世とかクニヒト大佐も呆れ果てた声で続いた。
せつない。
「何か、際限なく増えてくんじゃないかと凄く怖いんだけど」
「まあな、ちょっと、増えすぎだよな」
「ヒモ・モードを消さないといけないかもしれないなぁ」
俺が呟いた。
「いや、止めとけ! 」
国王が強く言った。
「何で? 」
「お前、ヒモ・モードが無くなっても嫁は残るんだぞ」
がああぁあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああん!
凄い衝撃を受けた。
「そうか。無しで相手なんか無理だよな。この人数だと」
親父も納得した。
俺が跪いた。
「嘘だろ。結局、このまま進むしかないのか」
俺が震えながら呟いた。
「心配するな。それは我々は皆持っている悩みだ」
国王が優しく答えた。
皆が涙ぐむ。
気が付いたら、ダグダ師匠と亜龍人達も涙を流してた。
そうか、泥沼は皆一緒か。
涙が止まりません。




