第五十六部 第十章 戻る
結局、馬鹿馬鹿しい話だが、チアンウェイが五月蠅いので、即、ヘリでコンチュエの王宮に戻った。
軽空母に戻った意味無し。
疲れるし、あの孔明のアホを何とかしてやりたい。
ヘリの燃料代って凄く高いから、なにやってんだか。
ヘリで王宮の庭に降りると、睨んでた重臣たちが顔面蒼白で土下座してる。
孔明が変な噂流すから、こんな事になった。
余計な事ばかりするなぁ。
まあ、実際に神様がいる世界だし、俺の母さん女媧だし、チアンウェイによると余計に彼らの恐怖感が凄かったらしい。
まあ、正直、いずれ土下座の流派を開こうかと言う俺からすると、甘い土下座だな。
やはり、侘びの中に凛とした佇まいが無ければならない。
土下座とはその品性が出るのだから。
普段から謝って無いから、そうなる。
「ははっ、申し訳ありません」
重臣たちが更にびしりと土下座した。
喋ってましたか、そうですか。
やっぱり、この癖を治さないとまずいな。
だが、それもよし。
実るほど頭を垂れる稲穂かななどと言うカッコいい話では無く。
我らのように日々を嫁に震えながらの土下座と言う、この生活を彼らにも拡げねば……。
「喋ってる、喋ってる」
クニヒト大佐が囁く。
見ると、重臣たちの顔がまさに恐怖で歪んでる。
そうだ、その顔だっ!
それこそ、俺達の仲間の顔なのだ。
近くに許嫁がいなくて良かった。
俺達のヘリが降りた場所が離れていたのだ、ラッキー。
女帝と許嫁達が近づいて来たので慌てて黙った。
それから、女帝に案内されて皆で迎賓館のいつもの貴賓室に行くと、今度は俺だけ別で許嫁を全員連れて、女帝の私室に行くことになった。
ヒモ・モードでやられた後、愛の巣にするとかで、突貫工事でやらせたらしく風呂もでかいのがついてるし、ベットも凄いでかい。
部屋の壁に画かれたハートマークが凄く辛い。
殆ど強制だが、そのまま鳳雛曰くのベットにぴょーんが始まった。
んで、今、大きな大人が入れるベビーカゴに入れられて、ベビー服を着て俺は寝ているわけだが。
何やってんだか。
「今日はお願いもありますから、私とレイナママでたっぷりやりますからね」
女帝が良い笑顔だ。
すっかり、赤ちゃんプレイが好きだと思われているのだろうか。
単に流されてるだけだと言うのにバブー。
何か、俺が赤ちゃんプレイ好きだとか言う風潮が困るバブー。
「ほら、チアンウェイもママをしないと」
女帝が必死になってチアンウェイに言う。
チアンウェイが恥ずかしがってるので、逆にそれが刺激されるでバブー。
授乳プレイも刺激的だったバブー。
甘いクリームを胸に塗ってあるのも良いバブー。
ドンドン変態になる自分が怖い。
とりあえず、変態万歳。
バブー。




