表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
全部社会が悪いんやっ! 〜ある救世主として召喚された男の話   作者: 平 一悟
人物紹介は470から475のあたりにあります。
381/2641

第三十三部 第五章 それ

「? 何故、ここに? 」


 皆とテクの講習会してたアオイの顔がイージス艦の舳先を凝視して歪む。


「? 誰? 」


 俺がイージス艦の舳先から異様な力を感じる。


 誰だろう。


 俺はこの敵意を知っている。


 昔からずっと知っている。


「フォォォォォオオオオオオオ! 」


 ガムビエルが咆哮をあげた。


「どうした? 」


 親父が只ならぬ気配を感じて俺に聞いた。


「ガムビエルが最大級の敵認識した」


 俺が簡潔に答えた。


「「「「「は? 」」」」」


 親父をはじめアポリト達が唖然とした。


 突然、凄まじい炸裂音が外で響く。


 信じかたい爆発音だ。


「出たら駄目です」


 アオイが鋭く俺と親父が確認しようと出ようとするのを制止した。


「何故? 」


 カザンザキスさんが聞いた。


「ガムビエルの本気の攻撃に巻き込まれます」


 アオイが答えた。


 外での激しい炸裂音が続く。


 尋常でない事が外で起こっているのが分かる。


「駄目です。ヨルムンガンドは今、出すべきでは無い」


 シャーロットが声を上げようとしたのをアオイが止めた。


「どういう事? 」 


 シャーロットが驚いて聞いた。


「一体、何が起こっているの? 」


 エレネが聞いた。


「われにも教えてほしいの」


 龍女(りゅうじょ)さんがアオイに聞いた。


 だが、アオイはイージス艦の舳先の方を室内から見たまま動かない。


「駄目か。ガムビエルでも押さえれないか」


 アオイが呟いた。


 その言葉に親父や樹老人(じゅろうじん)が戦慄した。


 イージス艦の舳先の方側の壁がむくりと人の形で歪んでいく。


「誰だ」

 

 俺がじっとそれを見た。


 それは実体を伴いつつある。


 金色に輝く羽根を持つものだ。


 所謂天使の姿をしている。


 なんだ、これ。


 あまりに美しい姿をしたその美男子の天使は俺の前に姿を現した。


「ほう、すでに、お前も転生してるとはな」


 それはアオイに向って言った。


 そして、俺を凝視した。


 そのまま、数歩、俺の所へ近寄ってくる。


 俺の顎を掴むと、じっと俺の目を見た。


「ちっ、まだ起きてないのか」


 それは舌打ちした。


「御前である! 無礼な! 」


 ミツキが叫んで光の剣を出すとそれに斬りつけた。


 それも光の剣を出すと受け止めた。


「ちっ、お前も転生してるのか」


 吐き捨てるようにそれが言った。


「貴様の思うようにはさせん」


 ミツキが叫ぶ。


 ミツキがそれと同じような金色の羽根をはやした。


 二人の激突で前の壁が、そこから先の上部の建造物の全てが塵になった。


 ミツキとそれが空中で何度も連撃を打ち合わせている。


 それは信じがたい光と光のぶつかり合いだった。


「仕方ありませんね」


 アオイが前に出た。


 手を前に差し出すと奇妙な言葉を喋り出した。


「エ、エノク語? 」


 親父が見た事もない顔をして驚いてる。


「待て! 顔を見に来ただけだ! 」


 ミツキを振り切ると、それは中空で叫んだ。


「そんな話は聞けませんね」


 アオイが冷たく笑った。


「ちっ、相変わらず、怖い奴だ! 」


 それが寸前で消えると同時に、そのいたあたりから向こうの百キロ近くの空間が削り取られる。


 一瞬にして、闇が出来て、そこに凄まじい風と海水が殺到した。


「嘘だろ」


 俺が呟いた。


 次元の違う力がそこにあった。

 

 

 


 

 何なんでしょう。


 本当にPVが観光シーズンが終わった旅館みたいになってますな。


 ヤバス。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ