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全部社会が悪いんやっ! 〜ある救世主として召喚された男の話   作者: 平 一悟
人物紹介は470から475のあたりにあります。
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第四部 第六章 タンカー

 話が全部すんで、その後の晩餐会が盛況になった時に、突然、巫女のレイナさんが入ってきた。


「大変よ!! 」


「あれ? レイナさん来てたんですか? 」


 俺が驚いて聞いた。


「ああ、来てもらってたんだ。ヤマトの聖樹様の巫女だと、あらゆるところの聖樹様から情報はいるし、特にレイナは特殊なスキルを持ってて、何か起こったら、それを画面にして見せる事が出来るしな」


 国王が俺に教えてくれた。


「それどころじゃ無いの! はじまったわ! 向こうの世界から巨大な船が来た! 」


レイナさんが相当動揺している。


「は? 」


 国王が変な声出した。


「一体、どうやって? 」


 宰相が立ち上がって聞いた。


「どうも、双方の世界がつながる前に裂け目みたいなのが、これから徐々に出来てくるみたい。それを利用して来たようだと聖樹様が……」


「何だって? とりあえず、見せて見なさい」


 国王が立ち上がって、レイナさんに聞いた。


「分かました。スキル遠隔視」


 レイナさんが手を合わせて、スキル名を言うと、空間に百二十インチくらいの画面が現れた。


 そこに、一隻のタンカーがいる。


「タンカーだな」


 宰相が呟く。


「タンカー? 」


 カザンザキスさんが不思議そうな顔をした。


「ああ、向うで資源などを運んでる船の事です」


「帆が無いんだが」


 カザンザキスさんがさらに不思議そうな顔をしてる。


「ああ、ガソリンなど燃料を使って、動力を動かして動いてるんです」


「そ、そんなものが! 」


カザンザキスさんが驚いた。


「結構近いな。ここから帆船で数日のトコだ」


 アポリトが言った。


「おい、兄弟。大丈夫か? 索敵やるなら、ちょっと遠いだろ」


「いや、それどこじゃ無いからな。 あれ、まさか鉄か? それとも何か別の金属か? 木じゃ無いよな? 」


「流石、兄弟。凄いな」


 索敵で材質まで把握できるとはたいしたものだ。


「あんなもの浮くのか? 魔法で補助してやる奴もこちらにはいるが、でかすぎる」


「まあ、びっくりするわな」


 俺が答えた。


 皆がザワザワと騒ぎ出す。


「まあ、タンカーなら武装してるわけでもないし、話しあいで何とかすればいいだろう」


 国王が咳払いした。


「待ってくれ、海底から何かでかいのが来る。クラーケンだ」


 アポリトが皆に知らせる。


 目の前のタンカーに百メートルを超えるクラーケンが取りついた。


 ただ、サイズ的には厳しそうだった。


「なんだ? 中の人間を襲う気か? 」


 国王が訝しげにじっと見てる。


 まあ、タコだから、甲板から内部の人間を襲えるよな。


 と言ったところで、タンカーの上部が開いたらしく、そこにバルカンファランクスが出てくる。


 M61多銃身機銃とレーダーを組み合わせた奴だ。


 バルカンが火を噴いて、クラーケンが文字通りミンチにされる。


 腕はタンカーの甲板にあるが海上にあった頭を破壊されたようだ。


「嘘だろ? 」


「なんだ? あの破壊力は? 」


 皆が騒ぎ出した。


「タンカーじゃないね。あんな武装はタンカーに無い」


 俺が言うと、あたりがしんと静まった。

  

  

 

 バルカンファランクスは一応、そんなとこ撃てるように改造してあると言う事で。


 そんな生物とか撃つ奴じゃないとか、近すぎて撃てねぇよって突込みは無しでお願いいたします。


 重機関銃で十分ミンチになるんですが、インパクト無いし、やはりガ〇ダムのバルカンと言うつながりで、バルカンファランクスを。


 男のロマンと言う事で御容赦を。


 後、字数が少ないんで、今日は大目に投稿しました。

 

 弟<仮>からはまだ連絡がありません。


 どうしょうかな、男の娘。


 わかんね。




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[一言] ヒロインを転生させるべし
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