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全部社会が悪いんやっ! 〜ある救世主として召喚された男の話   作者: 平 一悟
人物紹介は470から475のあたりにあります。
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第二十八・五部 第八章 エピローグ 

 気が付いたら、ベットの上に居た。


 揺れが無いので、パトリダについたらしい。


 すでに、準備万端な上に、横にいつ設置したのか大きな風呂桶に湯がたまっている。


 くくっ、まさか、パトリダで赤ちゃんプレイだと?


「ああ、起きましたか」


 アオイが色っぽい服を着て言った。


「え? なんで? 使徒は? 」


「使徒は、イージス艦をパトリダの浜辺におろすと止まって動かなくなりました」


「皆は? 」


「お爺様の迎賓館とアポリトさんの家に行かれてます」


「ここは? 」


「邸宅が焼かれた為に、、昔に使ってた部屋を困らないようにお爺様が拡張なさったそうで」


「何故、おふろセットが」


「前回赤ちゃんになられた旦那様が可愛かったので、セットして貰いました」


 アオイがにっこりと笑った。


 ほんげー。


 想定より使徒が早かったとはいえ、この展開は考えてなかった。


 しかも、俺の腹がカエルのようにパンパンである。


 あんなにスープ飲んだら終わるわな。


 と、ふと横を見ると、大きな鍋に大量のスープが、何でこんなものが……。


 まさか、してる間に延々と飲まされるのか。


 しかも、漏斗がでかい。


 なんだ、あれ?


 その横を深雪が通った。


 はっ、そうだ、カツ丼は?


「カツ丼の試食がまだなんですが」

 

 俺が深雪に言った。


「ああ、皆、全部美味しいって食べちゃったから」


 なんですとぉぉぉぉぉ!


「とりあえず、旦那さんはスープ飲まないと」


 深雪が言った。


 深雪が言った。

 

 大事な事なんで二回思った。


 嘘だろう、深雪も変になって来た。


 やばい、救いが無い。


 キョウカさんとかさくらとかが、まさかの裸エプロンです。


 嘘、これは嬉しい。


 いかんいかん。


「何で、裸エプロン? 」


 俺が聞いた。


「いや、さくらと深雪があっちの世界の男の夢だと聞いたので」


 キョウカさんが笑った。


「そのとおりだ」


 つい、言ってしまった。


 そしたら、アオイとかが慌てて、エプロン探してる。


 ミツキとミヤビ王女も探してる。


 そして、皆が慌ててエプロンを着だした。


 やばい、色っぽい。


 すいません。


 うれしい。


 やばい、やっぱり俺はアホです。


 初めて、ワクワクしてる。


 とほほ。


 だって、裸エプロンだもの。

 


 ブックマークとかありがとうございます。


 仕事明けとか本当に励みになります。

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