第二十四部 第一章 プロローグ
あれから、ホアンさんのアマゾネスの美少女への触手エロの姿が復興のシンボルとして、あの穴の近くに銅像として立つ事になった。
また、ホアンさんはヤマトの伝統の触手エロ職人として、新しく始まったヤマトルネッサンス人間国宝第一号になり、給与も貰えることになった。
凄く恐ろしい事に人材には金を惜しまず、さらにはヤマトはこちらの世界屈指の金銀産出国なんで、給与額が高く向こうの倍以上だったらしくて、ホアンさんがこちらに移住しようか悩んでるようだ。
親父もとりあえず、名前を俺のコゴロウネームからダイゴロウとネーミングセンスの悪い名前を貰って、勝手に俺達と一緒に暮らすことになった。
俺の許嫁達がお義父様とちやほやするんでうれしかったらしい。
まあ、でも、雛とウィリアム少佐が向こうに帰ったので、母さんの追手が来るだろうし、あまり長くは一緒に居られないとは思うが。
さらに、ホアンさんのお蔭でヤマトで国を挙げてエロい事されたとアマゾネスに噂が流れて、アマゾネスもこちらに対して動きにくくなり、状況的には膠着状態になったようだ。
と言う事でいつものイベントで部屋にいる。
えくすかりばぁ君が居なくなったのが、どの程度影響が出るのか調べるんだそうな。
こないだ和真を見て、ドナドナの歌を思い出して、ほっこりしてたせいか、ずっとドナドナの歌が頭でリフレインしてる。
「後、お義父様に言われた、あの方法も試してみないと」
などと、ムラサキが笑った。
親父が〇〇〇した後、逆立ちすると出来やすいなどと教えたせいで、皆がやるつもりだ。
子供が出来る薬と出来やすい方法とで役満じゃん。
勘弁して欲しい。
「とりあえず、回数を勘定しやすいように、こういうパネルにしてみました」
ユイナが回数ごとにバレーポールの得点板みたいに捲れる奴を準備していた。
「すいません。何で四桁もめくれるようになってるんですか? 」
俺が震えながら聞いた。
「私達なら、出来ると思うんです」
ぐっと手を握りしめて、熱い目でユイナが俺に答えた。
アオイやミツキどころか深雪やさくらまで熱い目で頷いた。
こ、殺す気でしようか?
「国王殿からこれから発売するとか言う新薬の精力剤を貰っての」
龍女さんが大きな段ボールを運んできて、その中から、瓶を取り出すと皆に配ってる。
「何で、そんな新薬が……」
「親心らしいぞ」
龍女さんが笑った。
笑えません。
ふと見ると、その段ボールが二十はある。
え?
俺、死ぬの?
また、ムラサキがボールに瓶を開けて、混ぜ合わせ始めてる。
「て、待って、十本とか無茶じゃね? 」
「大丈夫です。たくさん飲んでも副作用が出ない新薬なんだそうで」
ムラサキが笑顔だ。
「じゃあ、私、五本貰うね」
マリナも嬉しそうにしてる。
「あの、私、一番年上だけど、今日が初めて何で……」
顔を真っ赤にした、レイナさんとアンナさんがいる。
とうとう、十七人かよ。
無茶だよね。
無茶だと言って。
誰か止めろよ。
ムラサキがいつものように強引に薬のチャンポンを飲ませて来た。
もう、知らんわ。
今夜も徹夜で仕事でございます。
もう一つの方は少し時間がかかります。
すいません。




