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全部社会が悪いんやっ! 〜ある救世主として召喚された男の話   作者: 平 一悟
人物紹介は470から475のあたりにあります。
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第二十二部 第二章 末娘

「何で、そんなものをつけてんだ? 」


 国王が呆れたように聞いた。


「いや、聖王さんとやらが、俺のあそこに勝手に合体させていったんですよ。なんか修羅と猛禽とアマゾネスの戦争を止めるためにと。これならいくらでも相手に出来るから、それで何とかしろと」


 俺が焦りながら聖王の話をした。


「聖王って世間的な呼び方だと性王だよな? 」

 

 国王が聞きなおした。


「ええ」


「参ったな。確かあの人は末娘可愛さに、晩年に相当やばかったはず」


「え? そうなの? 」


「末娘と魔道の追及しておかしくなってたはずだ」


「えええええええ、娘想いの良いお父さんって感じだったのに」


「人を攫って来て、人体実験したとか言う噂も実はある。一応、その後の代の国王が隠蔽したらしいが」


「ええええ? 」


 眩暈が止まりません。


「やばいなぁ。これ、魔人が出て来るなぁ」


 宰相も困りきってる。


「とりあえず、私も軍の方に戻りましょうか。これヤバイですよね」


 イジュウイン大公が言った。


「出来る限り、女性兵士に換えた方がいいかもしんないね」


 国王が渋い顔だ。


「とりあえず、私も修羅一の指揮で行きましょうか」


「と言うか、俺がヤマトから早く去った方が良くない? 」


 俺が皆に聞いた。


「むぅ、アマゾネスも居れば、あちらの婚約者もいるしなぁ。つーか、なんでこうなるの? 」


 カルロス一世が呆れた顔をした。


「いや、俺が聞きたいんですけど」


「収拾つかないじゃん」


「そう言われても」


「めんどくさくなって来たな。蒼穹船(そらふね)で全部灰にするか? 」


 龍女(りゅうじょ)さんが聞いた。


「うちの強襲型蒼穹船(きょうしゅうがたそらふね)も使って一緒にやっちゃいます? 」


 燐女(りんじょ)さんも過激だ。


「とりあえず、先に、その穴にリヴァイアさんに猛爆攻撃させて潰してみたら? 」


 ミツキが提案した。


「そういや、アメリカのB級映画のラストで爆弾でぶっ壊して終わりって多かったな」


 宰相が思い出したように言った。


「最悪、テューポーンで大陸ごと消しますか」


 アオイも真顔だ。


「え? テューポーンって? え? 使ったの? 」


 国王が驚いて立ち上がった。


「ええ、向こうの世界まで貫通して、多分オーストラリアの一部が消えてます」


 俺が顔を引き攣らせて国王に説明した。


「はぁぁああああ? 」


「一段と皆が過激になってるよね」


 宰相が驚いた。


「正直、普通に商人やって、この世界で普通に事業して暮らしたかった」


 俺が涙が出そうになった。


「まあ、国王になったら、いくらでも国民に商品とか買わせる事が出来るから安心して」


 レイナさんがニッコリ笑って、俺を慰めるように言った。


 何かずれてる。


 この人もヤバイな。


 何か、先が憂鬱になって来た。


「とりあえず、今日の夜がヤバイかな」


 国王が心配そうだ。


「とりあえず、ヨシアキ大佐。君の部下だけでも、彼の護衛をやってくれるかな」


 宰相が頼んだ。


「正直、私の部隊なんて、彼の許嫁とかに比べて意味無いですけどね」


「まあ、そうは言っても、誰か護衛をつけないと」


「分かりました」


 ヨシアキ大佐が敬礼した。



 

 今回のBSのアニメ増えすぎじゃね?


 古い奴の再放送も録画するから馬鹿にならないです。


 お金がかかるからこまるザンス。


 まあCSも見てるんですけどね。


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