全部社会が悪いんやっ! ONCE AGAIN第五十八部 文月凪(ふみつきなぎ)視点 秘密 第二章
皆で格納庫の扉の外で待ち続けていた。
だが、修二さんを呼んでも出てこなかった。
それで、フリヒリムスがキレそうな顔になっていた。
ラドウルスさんとドラクネスさんもいらいらとしている。
「出てこないな! おい、皆が待っているんだが! 」
カエサル・アエリウス・アウドニア・アウレリウス・エクセニウス・アウレウス・クトゥルスンさんが叫ぶ。
話し合いをする為に休戦しているのに、それではまた戦いになってしまう。
そういう意味でも焦っているのは確かだった。
いくらカエサル・アエリウス・アウドニア・アウレリウス・エクセニウス・アウレウス・クトゥルスンさんでも、この円卓の騎士さん達には一対一だとしても厳しそうにに見える。
部下を連れて来ればを良かったのに、カエサル・アエリウス・アウドニア・アウレリウス・エクセニウス・アウレウス・クトゥルスンさん一柱だけだもんな。
「いや、こいつのせいで自分の世界が無茶苦茶なのだ! こんな状況で部下も連れてこれる状態じゃない! こいつに関わるとこんなのばかりだろ! 本当はこんな事に関わっている場合じゃないんだよ! 光の混沌様に頼まれたから仕方なく来たんだ! それなのにグズグズと延々と馬鹿な話ばかり続くし! こんな疫病神みたいな奴と関わりたくないんだ! 俺は! 」
激しい手振り身振りでカエサル・アエリウス・アウドニア・アウレリウス・エクセニウス・アウレウス・クトゥルスンさんが御堂祐樹を見ながら叫ぶ。
それをフリヒリムスとドラクネスとラドウルスがコクコクと頷いていると言う異様な展開だ。
「義兄は本気で逃げてるよな」
心の師匠のカルロス一世が苦笑した。
「正直、ここだけの話だけど態度がおかしくないですか? 」
アオイが声を潜めるように御堂祐樹に話す。
「母さんからは逃げたりするけど、基本はどんな相手だってここまで逃げるような性格では無いよな」
「ですよね」
御堂祐樹がアオイさんとひそひそと話す。
どうも、修二さんが胡散臭いなと言うのは俺も思っていたので、やはり首を傾げてしまう。
何か隠しているんじゃないかと言う気はするんだけど。
「何を? 」
御堂祐樹が聞いてきた。
「それが分かんないんですけどね。そもそも今回の騒ぎだって修二さんの身内ばかりでしょ。トラブルの根本にいるのが……」
「グルだって事か? まあ、混沌の女神様の後継者の少女に知恵付けたのは義兄だそうだからな。そういう見方で言うとなんかあってもおかしくはない。元々、二つの世界を一つにと言う話もそう言う風にしちゃっているけど、実際は壮大なやらせだからな」
心の師匠のカルロス一世が苦笑した。
「元は混沌の女神様の側近の一人だったみたいだしな。ただ、何も考えないでやっちゃって、それで知らないふりして大事にする男ではあるだろう。どこまで考えて実行しているのか微妙ではある」
まさかのカエサル・アエリウス・アウドニア・アウレリウス・エクセニウス・アウレウス・クトゥルスンさんの鋭い突っ込みである。
真面目にそんな感じなんで、修二さんの事はどうとも言いようが無い。
「お前! 自分の親父なら呼んで来いよ! 」
フリヒリムスさんが叫ぶ。
「こういう所だよな。何でも無い話が馬鹿みたいに時間がかかるんだ。もっと早く解決しているはずの話が延々と続く。今回もただ本人が出てくると言うだけの簡単な話なのに、出てこないから全く進まない。さすがに疲れて来た」
祝融さんが本気で疲れ果てた顔で呟いた。
「昔からだぞ? 」
「知っているよ! とうとう孫娘までヒモによく似た糞野郎の許嫁とか冗談じゃないだろ? こんなののどこが良いのか良く分かんねぇわ! そりゃ敬愛する主の息子でもあるけどな! どうしても、あのヒモがちらつくんだ」
心の師匠のカルロス一世の突っ込みで祝融さんが叫ぶ。
それで、フリヒリムスさん達がそんな奴に育てられたのかと御堂祐樹をドン引きして見る。
雰囲気はドンドンと悪い方になって言った。
あまり被害が出なかったので今頃やっと書きますが、カムチャッカ半島の大地震も知人が半年くらい前に言うてました。
あの電離層異常とか大気ラドン濃度の異常とかのやり方の地震予想ってずれるけど来るのは来るんですよね。
で、気になってんのが石破さんが居座ってますが、居座り続けるあまり自民党が下野するとか野党と連立組むのかなと。
と言うのは野党と連立とか野党が与党になると、なんでか地震が起こっているんで、その辺りがヤバいかも知れません。
それにしても、現状、頸椎ヘルニアをやりまして二週間経つのに激痛が止まりません
腰椎ヘルニアもやった事あるけど、頸椎ヘルニアって治るのに時間がかかるのでイライラします
腰椎ヘルニアに効くストレッチは良く効くけど、頸椎ヘルニアのストレッチは痛みを和らげるだけですね。
困ったなぁ。