第二十部 第三章 聖剣
「ふざけんな! 何考えてんだ! 」
俺がブチ切れた。
「いいか、良く考えろ。結局、一人の男が相手に出来る人間には限りがある」
「当たり前だろうが! 」
「だがな、この聖剣の力をお前のあそこに合体させれば、一撃必殺になるのだ」
「は? 」
「一番の問題は一人にかける時間と回数だが、これは快感を数十倍以上に増やす。つまり、十分かかってた相手は一分くらいで昇天だ。そうすればどうなる? 」
「ど、どんなに相手が増えても大丈夫って事か」
「そのとおりだ。計算上六十分で六十人を相手に出来る。しかも快感は数十倍だから、嫁のおかわりは五分の一くらいに減る。つまり、良い事ずくめだ」
「待てや。つまりあれか、これ使ってアマゾネスも修羅も猛禽も全員相手にせーってか? 」
「ふっ、分かりが早く良い」
聖王が格好つけて答えた。
「馬鹿じゃねーの? 何考えてんだよ? 」
「良く考えるんだ。向こうにはドームとかスタジアムがあるだろう? そこがお前の子供達だけで一杯になるんだぞ。皆がパパって言うだけで、スタジアムが地鳴りがするんだぞ」
「ねぇ、馬鹿なの? 本当に馬鹿なの? 」
「素晴らしい」
ムラサキが感動してる。
「私達の子供が一杯」
ユウナも目を輝かせた。
「ちょっと、君達正気? 」
「とりあえず、あれじゃの。試してみるのも価値があるかもしれん」
龍女さんが笑顔だ。
「一度、試してみる価値はあるかも」
ミヤビ王女も頷いた。
「おいおいおい、こんな馬鹿な話に乗ってどうするよ」
俺が言っても、もう皆が止まらない。
なんぞ、これ。
「とりあえず、一カ月間のお試し期間と言う事で」
「うわ、うさん臭い」
俺がドン引きだ。
「とりあえず、こちらの聖剣を一カ月間使って見たら良いんじゃないかな? 」
「なんだよ。その変なセールスみたいなのは! 」
「分かりました。いただきましょう」
アオイが皆を代表して答えた。
「はあ? 」
駄目だ、この人達止まらない。
「では、もし、いらないなら、一カ月後あたりに再度来るので、その時にと言う事で」
聖王が勝手に俺のち〇こに聖剣を合わせる。
慌てて、逃げようとしたら、アオイとミツキと龍女さんとムラサキに身体を掴まれて逃げれない。
「いやぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁあ! 」
ち、ち〇こが光り輝いている。
何だよ、これ。
「えくすぅかりばぁぁぁ! 」
しかも、ち〇こが喋るし。
「おい、これ、喋るのかよ」
「ああ、最初にスボン降ろして姿が出た時に一回だけ聖剣の名を名乗るだけだ。後は何も言わん」
もう、それだけで萎え萎えなんですけど。
「では、これからのお楽しみを邪魔してはいけないので、わしはこれで……」
「ちょっと、待て、返品! 返品だぁぁあああああ! 」
俺が叫ぶが聖王が消えてしまう。
「じ、じゃあ、その、いなくなったんで、いただきます」
アオイやミツキが俺のち〇こに言った。
ほんげぇぇぇぇぇぇ!