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全部社会が悪いんやっ! 〜ある救世主として召喚された男の話   作者: 平 一悟
人物紹介は470から475のあたりにあります。
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第十九部 第十四章 エピローグ

 目が覚めるとベットの上で寝てた。


 周りを見ると、許嫁が全員正座して、俺をじっと見てる。


 なんでしょう、これはホラー?


「いろいろ、皆で考えたんですけど」


 アオイが笑った。


「な、何を? 」


「赤ちゃん出来たら、向こうも諦めるかなって」


 ミツキが続いた。


「は? 」


「これ、子供が出来やすくなるそうです」


 そこにまた瓶詰された薬が。


 瓶のラベルみたら、ヤマトの新製品らしい。


 何て恐ろしい薬を作るんだ。


 まさに、悪魔の国だ。


「いや、落ち着け。あっちの婚約者は諦めても、アマゾネスは諦めないだろうに」


 俺が必死になって説得した。


「大丈夫。ちゃんと赤ちゃんは皆で育てるから」


 会話になっていません。


 どうしょう。


「出来ちゃった結婚になっちゃうね」


 さくらが嬉しそうだ。


「何で、すでに赤ちゃん出来る前提になってるの? 」


「あまりお腹が目立た無いドレス見つけないとね」


 深雪も聞いてない。


「とりあえず、いつもの薬も用意してますから」


 ムラサキが明るい。


「これ、新しい下着なんだけど」


 キョウカさんが照れ臭そうに笑った。


「何ですか、そのさらに穴が拡がった奴は」


 さらに、局所の穴あきが酷くなってる。


 おかしい。


 王族なのに恥じらいはどこへ。


 ミヤビ王女もすげぇ下着つけてる。


 布の部分が無いんですが。


 馬鹿なの?


 あんな事あったばかりなのに馬鹿なの?


 はっ、そうだ。


「待って、今日は和真もいるし、辞めとこうよ」


「え? 他の男は皆寝てるよ」


 (れん)が言った。


 はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁ?


「アオイさんから貰った薬を飲ませちゃった」


 紅葉(もみじ)が横で笑ってる。


「え? 何で君達もいんの? 」


「いやだぁ、分かってるくせに」


 (れん)が真赤になった。


「心臓がバクバクいってる」


 紅葉(もみじ)も胸に手を置いて真っ赤だ。 


 え?


 十三人なの?


 ゴルゴ13じゃねーんだよ。


 何、考えてんだよ。


「今日は赤ちゃん作るの計画してるから、お酒はいれてませんから」


 ムラサキも笑顔だ。


「いや、そう言う配慮入らないから」


「ノルマは一人二十回で。カルロス一世も奥様のお腹が大きいのに、一人二十回やってるそうなんで」


 ユイナが凄く嬉しそうだ。


 また、インフレかよ。


 どんどん回数がハイパーインフレになってんだけど。


「いや、あの人、奥さん三人だよ」


「負けれませんね」


 ムラサキが笑顔だ。


「いや、聞けよ」


「だって、三百六十三回ですよ。負けられませんよ」


「回数競うなよ! 」


「赤ちゃんの数だって負けません」


 アオイが凄い笑顔だ。


「やべぇ、絶対逃げれない」


「「じゃあ、これからも末永くよろしくお願いします」」


 (れん)紅葉(もみじ)が頭を下げた。


 あああああ、駄目だ。


 地獄だ。





 

 少し前なのですが、機動戦士ガンダムの鉄血のオルフェンズの再放送見ながら書いてました。


 んで、書き貯めで、次の章の分を書いてて書き終わり、えーと、これはどうなんだろうと悩んでしまったら、なぜか偶然オルガの「止まんじゃねーぞ」のシーンが目に。


 次章からやっちゃいました展開になります。


 ヤバス。

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