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置いてあった手紙
はじめての作品ですヨ
序章 置いてあった手紙
気づいたらいつの間にか部屋のどこかに手紙が置いてある。不法侵入かいたずらか、僕は別に気にしなかった。重要なのは内容だ。わざわざ置いたからには、面白いんだろうな。そう思って、置いてあった手紙は見つけたら必ず読んでいた。だが、内容はどんどん奇怪になっていく。まるで誰かに伝えて欲しいかのように、手紙は語りかけてくる。読みたいという思いに呼応しているのか?わからないけど、全部読んでは引き出しに入れていった。手紙はたまるばかり。というか、最初から変だったのだ。手紙に妙にリアリティがある。不思議な届きかただからかもしれないが、そのうち気づいた。というか、気づかされた。光にかざすと、文字があらわれた。詩に見えた内容は消え、別の文字が見える。読みにくいから別の紙に書き留めておいたのを、見せてあげよう。なんだか、僕1人の手には負えなさそうだ。