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遊びに行きたい
光里は、制服のスカートを、サドルに覆いかぶせるようにして座っていた。サドルの張り付くような感触が、彼女のお尻に感じられた。
彼女は、そうやって、直に自転車に座るのが、好きだった。教室の椅子でも、同じことだ。その方が、お尻の下にスカートがあるよりも、落ち着いた。
このまま、遊びに行きたい。でも、セーラーのままだと目立つし、楽な私服に着替えたかった。
彼女は、自転車で走りながら、そんな私服姿を、頭に思い浮かべた。
みるみるうちに、彼女の格好は、Tシャツと、デニムのホットパンツに変わっていった。
萌えアニメでよくある魔法少女と違って、人前で裸や下着姿になる心配もない。淡いピンクの光の中で、服が交換される、着替え魔法。
彼女は、繁華街に、消えていった。




