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再開

今回短くてすいません!


勉強の合間で書いたんで♪


ここはサラライカの武器屋の2F



「こ…こは?」


ユリが目を開けるとそこにはひとりの少年の姿が



「おはよう、ユリ」



「カイト…くん」




あの後、カイトはユリを連れて1度試練の塔を出た、自分もなぜ生きているのか分からなかったが、とりあえず帰ってから考えることにした



そして、帰ってからの疑問はもうひとつ、それは自分のステータスであった



名前 カイト

Lv.36

職業ウォーリア(職業Lv.2)

技 連続斬りLv.5 回転斬りLv.3 真空波Lv.3 飛雷Lv.2 効果時間2分 +20%

蒼雷斬りLv.2 雷宙斬りLv.1

スキル 『魔神』獲得条件???、効果:技『???』の獲得

装備 ライトニング・スラッシャーLv.1



技のレベルアップ、新技獲得を見るからにデルヘルドを何かしらで倒したことはわかる



しかし、この『魔神』というスキルは何なのだろう



考えても、今のカイトには分からなかった




「まぁ、今は、ユリが元気になってくれないと…」



「ありがと…」


瀕死キャラの体力回復は遅い


回復方法は


非戦闘エリアでの自然回復、これが通常


回復ポーション、これがふたつ目、しかし、今となって回復ポーションは超レアアイテムであった


そして、3つ目が……



『異性キャラとの唇と唇の接触』



完璧に運営のあくどいいたずらである

しかしこれがなんと回復速度が一番早い、しかしこれは非戦闘エリアでの限定方法だ



「どう…?」



「うん…だいぶ回復したかな」



「なぁ、ユリ」



「ん?」



カイトはまさにボスとの連戦をしている気分だった



無言でユリの顔に近づく



「ど、どうしたの?」



ユリの顔も赤くなる



「回復、だよ」



それは自分に言い聞かせてるのかもしれない、けれど、まぁ、回復、だ、うん、そうに違いない



そして、ふたりの距離が0になった







武器屋1F


「で?なんか君たち距離が狭まってない?」


カンナの疑いの目がふたりに向けられる



「そ、そうかしら」



「そんなことは、ないぞ、な、ユリ」



そう話す二人の距離は確かに近くなっていた




「むむむむむ…あとでカイト来なさい」



カンナは半ば確信していた





「はぁ、とりあえず、出来たわ、あなたの要求した片手剣、その名も『レイボルト』よ」



黒い剣がテーブルに置かれる


これは、この前のボスバトルで入手したデルヘルドの鱗で作ったライトニング・スラッシャーの進化系とも言えるであろう剣である


ステータスはこうだ



名前 レイボルト

効果 追加属性:雷

技『覇雷(おおきのかみなり)』使用可能


追記:覇雷(おおきのかみなり) 効果:自分のSPDとATKを大幅アップ、気力の消費も大きい

Lv.1現在 上昇能力SPD+35%、ATK+25%

効果持続時間 3分




まさに最強の武器、しかし、気力がまだきっと足りたないので覇雷は使えないと思っていた方がいいであろう




「そしてもう一個がこれ」



置かれたのは少し大きめの剣



「これは、もしかして」



「そう、両手剣の『ハルバート』」




名前 ハルバート

効果 付属ATK+10%



こちらのステータスはまだまだであっても、両手剣というのは火力という点では重要である




「よし、これでいけるかな」




「いけるって…どこへ?」



カイトの言葉にユリが聞く




「試練の塔を…攻略する」





そういったカイトの目は、静かに燃えていた




~試練の塔1F~



「おぉー湧いてるわいてる」



カイトもすぐにボスに挑むほどバカではない、まずはここでレベル上げをする




「キキキ」



出現したのは小さな悪魔『インプ』だ



「うぉおおおお!!」



ゲームを早くクリアしないとたくさんの死者が出てしまう、その思いがカイトを動かしていた

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