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色々理解しづらい文があると思います。

なのでまずはこちらを(サラッとでいいので)お読みください。


¶時代背景

現代-2014年

季節-冬


¶舞台

場所-少し田舎


¶人物

主人公 (つじ) (なつめ) 男

高校1年16歳 AB型 あだ名:ナツメ

誕生日:10月24日 さそり座

普段はやる気がなく科目で何を考えているか分からないが

文武両道・眉目秀麗で周りからはいつも注目されている。

幼馴染の唯月 静空とはいつも一緒にい(て面倒を見てもらってい)る。


幼馴染 唯月(いつき) 静空(しずく) 女

高校1年16歳 O型 あだ名:シズク

誕生日:8月20日 獅子座

明るく活発で面倒見も良く料理もできる。

その上頭よし顔よし運動よしなので棗同様よく目立つ。

棗とは幼馴染で、性格上何かと面倒を見ている。


§キーパーソン(モブ)

猫 (ヨル) ♀

棗が見つけて命名した猫。

家に連れ帰ったその日に消えてしまう。

棗によく懐いている。


静空の親友 榎本(えのもと) (さく) 女

高校1年16歳 A型 あだ名:朔

誕生日:4月12日 牡羊座

中性的な顔立ちの美形。

身長が高いためかよく男装させられている。

静空と親しくしており棗に好意を抱いている。


では、どうぞ。


ちょうど1年前の12月だったろうか。


「…寒いな。」

「まあそりゃ冬だし。あったかくしないとね。」



「…寒いな、静空(しずく)。」

俺は、間違った選択をしたんだと思う。

だって今――――――すごく後悔しているから。



「おはよっ!…もう、また寝てんの?」

「…んっ……あぁ、おはよ…シズク。」

幼馴染の唯月(いつき) 静空(しずく)だった。

家が歩いて3分だからとよく遊びに来ているが、予定のない時はもう少し寝かせてほしい。だってま…だ……

「…え、もう11時なの?」

「そ、もう11時なの。寝かせてくれって言うから10時までは来ないようにしてるじゃない。」

「あー…で、今日はどうしたの。」

「どうしたのって、なんもないけど…」

「けど?」

「ううん、何でもない。暇だったの。」

「そ。じゃあ飯作って。」

「はあ?ナツメさ、少しは自分で料理してみたら?」

「面倒だろ…それに、シズクの料理うまいから。」

「え………あっ、じゃあ台所借りるね!!」

「おー。」

バタン!

「ふっ、ちょろいな。…まあほんとだけど。」


シズクは昔から面倒見が良くて、友達がいっぱいいた(今もだけど)。

俺もそんなシズクに憧れていた…ような気がする。

俺はあまり人と接するのが得意ではないから。理由は…あまり思い出したくない。

とにかく、元々はこんな性格ではなかったと思う。


「ナツメーーッ、できたよーーっ!」


…考え事って時間経つの早いな。早く行かないとシズクに怒られる。

「ぐうぅぅぅ」

腹減ったし。


「ナツメ遅いよ、冷めちゃうって。」

「ごめん。…あ、チャーハンだ。」

「最近好きなもの作ってなかったなーと思ってさ、ど?」

「うん、いただきます……………うまい。」

「よかったー。ナツメに作らないと、家じゃ作らないから。」

「うん。腕上げたね。この前より美味しい。」

「ほんと!?」

「…多分。」

「やっぱり。ナツメが食べたもの覚えてることそんなないもんね。」

「味は覚えてるよ。いつ食べたか覚えてないけど。」

「そりゃあ2年以上食べてりゃね。」


俺は両親がいない。小6で亡くしたそうだ。

そこら辺の記憶が曖昧で理由さえ覚えていない。周りに訊いても教えてくれなかった、ってことは俺に隠したい訳でもあるのだろうか。

まあ飯を食いながら考えることでもないしな。


「…美味しい?」

「っえ、ああうん、美味しい。」

「そう。どっか見てたけど、何かあった?」

「いや何も。ぼーっとしてた。」

「ふーん。」


今目の前で私の作ったチャーハンを美味しそう(?)に食べている彼は(つじ) (なつめ)

幼稚園からの幼馴染で、家が近いからよく遊びに来てる。本当の理由はちょっと違うんだけど…今は置いといて。

ナツメは幼い内に両親を亡くしている。相当ショックだったみたいで当時の記憶がとても曖昧らしい。試しに幾つか質問をしてみたりしたが、全く駄目だった。

親族でない私にもかなりショッキングだったのを考えればおかしくはない。

…ナツメの両親が死んだ理由は表向き"事故死"ということになっているが実際は"他殺"である。それも公表されれば世間を揺るがしかねない大事件だ。

ナツメの両親はある大企業で重役に就いていた。大企業といってもあまり表には出てこないちょっと危険な仕事だ。そこの重役だった2人は何者かに命を狙われたらしい。

何故いち高校生の私がこんな事を知っているのか…まあ確かにトップシークレットよね。

それには私のお母さんが関係している。

「本当は言ってはいけない事なの。いい?誰にも言っては駄目よ。もちろん…ナツメくんにも。」それを約束して教えてもらった。

私のお母さんも例の大企業の仕事に就いていて、その情報を入手できる立場にあったらしい。

そのことを知った私はとても悩んでいた。本当にナツメに言わなくても良いのかと。

でもお母さんとの約束だし…何より、まるで感情のない人形のようなナツメに言えるわけがなかった。

『彼はあの記憶を忘れている。ならば何も思い出させることはないのではないか。』

それが中1の私が出した結論だった。

何はともあれナツメは、元のようにとはいかないけど元気になってくれた。

それだけで良かった。これからもっと楽しくなるって…思ってたのに。

この日、私は人生を悟ることとなる。


「ごちそうさま。」

「あ、お粗末さま。おーきれい。やっぱチャーハン好きなんだね。」

「…いつも汚いみたいな言い方すんなよ。」

「ごめんごめん笑」

「まあいいけど…これから予定ある?」

「ん、ないよ?」

「じゃーどっか行かね?」

「え…な、急にどうしたの。ナツメが外行きたいなんて。」

「別に。行かないならいいけど。」

「いやいやっ、行く。行かせていただきます!」

「そ、そう。じゃ行こ…」

「待って!!き、着替えてくるから!」

「外出るだけなんだけど。」

「お財布ないし…あ、これじゃ寒いし!ね?」

「…早くしろよ。」

「うん!ナツメもちゃんとコート着てね!」

「はいはい。……(しずく)って支度に時間かかるんだよなあ。」


「やっぱシズク遅い…」

「お待たせっ!」

「やっと来た。」

「ごめんごめん!服っ…じゃないお財布が見つからなくてさ、あっはは!」

「はあ…行くぞ。」

「あ、待ってってばナツメ!もう…」



次回、局面は一気に展開する。



如何でしたでしょうか?

「けっ、こんなん楽勝だぜ」という方が殆どだと思います笑


次回は急展開です。

お楽しみに。

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