表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/113

狂気の世界

メインの小説があるために不定期更新となります。


恐らく人気の無いジャンルではありますが、気に入って頂いたら嬉しいです。

…俺は血塗られたバットを見つめながら、薄暗い部屋の中でしゃがみこんでいた。


未知の病原菌…人が人でなくなる。


ゲームの中でしか有り得ない出来事が、実際に起こってしまった。


ご丁寧に設定まで同じ…感染した者は非感染者を襲い「直接的な方法」で感染を広げていく。


テレビのニュースで流れた「緊急放送」から、どれくらいたったのだろう…


ライフラインは無くなり、電気や水道は「あの日」から止まってしまっている。


コンビニから手にいれた2リットルのペットボトルの水を飲んでいると、家の外から「呻き声」が聞こえてきた。


「…チッ!…取り囲みやがったか」


奴等は非感染者を何処までも追ってくる。


…どのような方法で? 一体何のために?


今の俺には、そんな事を考えている余裕はない。


血塗られたバットを握り締め、窓から外の様子を伺う。


すでに「感染者」は俺の逃げこんた家の周りを取り囲んでいた。


殺意が俺を塗り潰していく…躊躇いは無い。


殺らなければ…俺が殺られる。


この狂気の世界の1日が始まろうとしていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ