表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

春休み。それは憂鬱な時間

掲載日:2014/03/28

青年は気怠げに電車を降りた。

ポケットから携帯を取り出し、今の時刻を確認する。

8時2分。

青年が行く予定の病院までまだ1時間近くある。

腕にかけた鞄を持ち直し、コンビニへと向かった。


コンビニ内。

とりあえず、漫画コーナーへと行き、新刊がないかチェックしてみる。

興味が湧いた本があったので、立ち読みをしてみる。

少し経って、時刻を確認する。

8時20分。

あまり長居をすると店員さんにも迷惑がかかるので、立ち読みを止めた。

立ち読みだけだと申し訳ない気がしたので、林檎ジュースと肉まんを買おうとレジへ向かった。


「無いのかよ」

カウンター横の子棚を見て、小声を漏らす。

朝の早い時間帯だからか、売り切れたのかは解らないが、一つも無い。

林檎ジュースだけでは気まずいので、適当に食品を見繕う事にした。


眼鏡越しのあまり生気の無い眼がゆっくり動く。

そしてある一点で視線を止めた。

カロリーメイト(チョコレート味)。

特に欲しいわけでもないが、手に取ってレジへと再び向かった。

食欲が無いので食べるのは昼頃になるだろうなと、店を出ながら青年は思った。

そして、時刻を確認する。

8時32分。まだ30分もある。


午後からの補習はどうしようかと、駅の駐輪場に置いておいた自転車に跨りながら青年は考える。

『まぁ・・・まだ30分もある。ゆっくり考えよう』

そう思い直し、億劫にペダルを漕ぎ始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ