短い文章をあえて区切って話数を稼いでみる
覚めやらぬテンションを伝えるべく
話数を水増しして連続投稿してみる。
通販の、更にもう一個お付けします!的な?
ハイ!悲劇の真っ最中のアキレスです、宜しくどうぞ!
話は前話に遡って直ぐに戻ってくる、意味は無い。
前話に遡るって言いたかっただけだ、長編っぽくてカッコイイから。
まぁ、こんな下らない与太話を
冷静に状況を推測しながらご覧頂いているかは疑問ではあるが
今に至るまでの流れを少し思い出して、考えて見て欲しい…
…思い出して考えるのが面倒なのでぶっちゃけると。
今、俺、絶賛拘束され中!
ラボラスに乗って街に乗り込めば当然の結果ですよね~
しかも、ラボラスは
『面倒ナ事ニナッタナ、我ハ帰ラセテ貰オウ
後ハオ主デ何トカセヨ。
デハ、縁ガ有レバマタ合オウ。』
とか言い残して帰りやがりましたよ?
ラボラスって脅威が去ってからの拘束の早さは目を見張るモノがあった。
正に一瞬で御用と相成ったわけですたい。
ラボラスの奴め…覚えてろよ…
いつかハバネロにでも漬け込んだ血肉をご馳走してやる…
後、ラボラスって何気にラスボスって読み間違いそうになりますよね。
どうでもいいですか。そうですか。
~グラシャの街の警備兵長~
今日は厄日だ…
朝から妻に連日帰りが遅いと文句を言われ
巡回やら書類整理などに追われ大変であると伝えれば
隣のガイウスさん家の旦那はあなた程遅くないと更に文句を言われる始末。
万年平警備兵のガイウスと警備兵長の俺とでは仕事量が違うなんて当然だろうに…
説き伏せる気も起きず「仕事に行って来る。」とだけ言い残し詰め所に向かえば
私の補佐役のシーザーが
「シリウス兵長、またガイウスが巡回中に酒に酔って街中で冒険者と揉めたと苦情が上がっております。」
と報告してきた。
「またか…」
ため息しか出ないが、腐っていても何も解決しないので
「始末書を書かせた後に、10日間の謹慎…は休みを与えるだけの結果になりかねんな…
東の森の巡回警備の任に就かせろ。」
と指示を出す。
するとシーザーはいつもの飄々とした態度で
「了解致しました。
いっそ東の森で大怪我でもしてくれれば、良い薬になるんですがねぇ。」
と漏らしたので、私はまたため息を一つ吐き
「思っても口にするな…」
と嗜めておいた。
それにしてもガイウスめ…俺に迷惑をかけるのが趣味なのか?
本当に、大怪我でもして警備兵を辞めてはくれないだろうか…
口に出さなければ、思うくらいは許されるだろう…
と思いたい…
そして、いつものように大量の書類整理を済ませ終えれば
とっくに昼休憩の時間も過ぎていて
またため息を一つ吐き、昼食を諦め巡回に出ようと思った矢先に
珍しく血相を変えたシーザーが部屋に飛び込んできた。
「シリウス兵長!大変な事態です!」
私はシーザーに先ずは落ち着くように言い、どうしたのかと尋ねると
「落ち着いている場合ではありません!
南の方角より【飛鎧獣】と思わしき影が一直線にこちらに接近しているのです!」
今日は厄日どころでは無く、人生最後の日だったようだ…
やっべ!ロマンティックが止まらねぇ!!!
まだまだ連続投稿で畳み掛けるぜぃ!!!