誰も待って無くても、お待たせしました。
実は活動報告など嗜ませて頂いているのですが
そこで取るに足らない悩みなどを吐いていたんです。
そして、自分なりの答えが出ました!
「クオリティやら何やらなぞ、最初から無いのだから
いっちょまえに悩むまでも無い!
気分が乗った時にグダグダ書けばいいじゃなぁい。」
ってわけで、良く言えば再開、悪く言えばハラスメント続行
これからも、低クオリティ・低更新速度でお願いします。
暇を極めし方々、もし宜しければこれからもお付き合いください。
予定通り感謝されまくりましたよ。
少年とか、マッチョなオッサン達にキラッキラの目で見つめられましたよ。
正直逃げ出したかったですよ。
まぁ、目的の食料調達も出来たので多少の事には目を瞑りましょう。
多少の事にはね…
ただし!『大戦士アキレス様』って何ですか!?
新手の嫌がらせですか!?
弱ったトカゲを相手に美味しいところ取りした報いですか!?
大戦士とか恥ずかし過ぎるんですが…
何かこの村『戦士の村アクトゥルス』の昔の偉い人の称号らしい。
村を守る為に【ナイトクラス?】の魔物100体と、それらを率いる【スタボーンクラス?】の魔物1体にガチで喧嘩売って勝っちゃった戦闘狂らしいですよ。
んで、コムドゥーラは【スタボーンクラス?】らしいです。
何の事か意味ワカンネ。
まぁ、貰うモン貰ったし(要らんモンも付いてきたが)とっとと街を目指して旅立ちますかね。
称号なんて名乗らなけりゃばれないしね!
しかも、200%嫌味の称号だしね!
ついでに、ボロッボロの槍もくれるって言われたけど、丁寧にお断りしました。
嫌味の上乗せか!?荷物にしかならんゴミは要らん!
さぁ!俺の明日へ向かって出発だ!!!
…ん?何か変なのが空を飛んでこっちに近付いてくるな…
~ここまでの流れを「多少」詳しく~
「長老様、我々は気を失っていたので状況が掴めぬのですが…
このコムドゥーラの首の太刀筋、スタボーン級のコムドゥーラの首をこれほど見事に切り落とす事など人の身で可能なのでしょうか?」
戦士長であるアモスがまだ戦闘のダメージが癒え切らず、少しふら付きながら長老に疑問をぶつけた。
「うむ、信じられぬじゃろうがワシがこの目で確認しておった。」
長老は完結に事実を告げたが、更に疑問が浮かんだアモスは続けて疑問をぶつける。
「では、あの旅人は神剣か魔剣かの使い手なのですか?
見た所、ありふれたグレートアックスしか持って居ないようですが?」
長老はそれに対しても完結に事実を告げたが、少し興奮気味に力を込めて答えた。
「その、『ありふれたグレートアックス』で音すら置き去りにして切り落としたのじゃよ…
剛尾とまで表現される尻尾に至っては、足刀で一閃じゃ。
大戦士様ですら成し得ぬ神業じゃよ…。」
暫くの間その答えに唖然としていたアモスだが、今一度コムドゥーラの死骸とアキレスを一瞥し納得したのか
「大戦士アーク様の再来の様な方ですね…
これは、村をあげてお礼をせねばいけませんな。」
と、柔らかな表情で告げた。
【ここからは時々、副音声でお送りします】
【『』内は副音声としてお読み下さい】
「ワシはこの戦士の村アクトゥルスの長をしておりますトーラと申します。
先ずは村の危機を救って頂き、真に有難う御座いました。
失礼で無ければ、村の恩人である貴方様のお名前をお伺いしたいのですが、かまいませんかな?」
と、長を名乗る小柄で少し腰の曲がった、白髪に白髭のトーラさんとやらに語りかけられたアキレスは
「アキレス…」
『あ、俺はヒトトセ・アキレスです。』
と、本人はわりと爽やかに答えようとしたが、恥ずかしがり屋スキルが発動し失敗した。
「アキレス殿とおっしゃるのですか、とても力強い響きのお名前ですな。
では、アキレス殿
お急ぎの旅でなければ、今夜にでも歓迎と感謝の宴を開かせて頂こうかと思っておるのですが
いかがですかな?」
年の功か性格か、アキレスの失礼とも取られ兼ねない短か過ぎる返答を気にした様子も無く、トーラが宴を提案したのだが
例の如く返答は
「俺…に、宴は…不要。」
『大した事もしていない俺の為に、わざわざ宴は必要無いですよ。
お気遣いは不要って事でお願いします。』
恐ろしく省略された返答ではあるが、「宴は必要無い」という部分だけは辛うじて伝わった。
「謙虚な辞退」か「真っ向からの拒否」かは別として…
「フム、戦士に気の緩みは禁物。
宴などで浮ついてはならぬ、という気構えがおありなのですな…
いやはや、これは失礼致しました。
ならば、せめてものお礼に旅に必要な物はこちらでご用意させて頂きましょう。
それと、この村での最高の称号と大戦士の槍もお贈りしましょう。」
今度は明らかに失礼な返答であったが、どう勘違いしたのか好意的に受け止められ
当初の目的の食料なども無料で手に入った。
後、わけの解らないモノも二点ほど付いて来た。
そして、いつも通り「なんやかんやあって」村を出ようとしたその時
遠くの空から翼で風を切る音を響かせながら、ナニモノかが近付いてきた。
「飛鎧獣…」
絶望により蒼白となり表情を失ったトーラが力無くそう呟いた。
これが、初めての【カラミティ級】との遭遇であった。
今回はいつもにも増して「勢い」で投稿させて頂いたので
読み返し無し、今までの話を私自身が忘れてしまった、等の理由で
誤字・脱字・誤文・脱文が多々あるかと思います。
だがしかし!
いつもの事なのでお気になさらずお願いします…