自分で読み直しても、失笑を禁じ得ない。
真面目な人間にはなれない様です!
真剣にやればやる程、三流のギャグに見えてくる…不思議!
後、真剣に書くと文章力と表現力の無さが浮き彫りになるって学んだよ!
皆も気を付けようね!
~村の少年戦士タウラ~
父ちゃんですら敵わないなんて…
怖い…逃げ出したい…
でも、父ちゃんを見捨てて逃げる事なんて出来ない。
何より、そんな事をしてしまったら先祖の英霊と大戦士様に顔向け出来なくなってしまう。
そして、二度と戦士に戻れない。
それはきっと死よりも恐ろしい事だ…
震える手に槍を持ち、恐怖で固まった体を叱咤し、僅かに残った戦士の誇りを奮い立たせ
槍の切先を相手に向けて構えを取る。
「戦士タウラ、推して参る!」
一気に距離を詰め、渾身の一突きを放つ
コムドゥーラの硬い鱗に弾かれ傷一つ付ける事も出来ない。
そんな事は百も承知だ。
オレには村の大人の戦士の様な体格も力も無い、真っ向勝負では毛筋程の傷を付ける事すら適わない。
ならば、どうするか?
オレが他の戦士達より優れているのはスピード、この一点のみだろう。
ならば、スピードで攪乱し隙を突くこれ以外の手は無いだろう。
だから、止まってはダメだ、手を休めてもダメだ。
只管動き回り、攻撃し続け、相手に攻撃の隙を与えない。
我武者羅に動き、突く、ただそれだけを繰り返す。
有効打など皆無、しかし攻撃の初動が見て取れれば、その攻撃の起点となる顎を、足を、首を、尾を、突きによって牽制する。
お互いにダメージは皆無、つまりは体力と精神力の削り合い。
先に痺れを切らしたのはコムドゥーラの方だった。
自分に傷すら付ける事も出来ない弱者にチクチクと突付かれ、攻撃の邪魔をされ、我慢の限界を超えたのだろう。
怒りに任せた咆哮を上げると、牽制をものともせずファイアーブレスを溜めだした。
今までの比にならない熱量が顎の間から漏れ出す。
そうとう逆鱗に触れた様だ、倒した後喰う事を度外視した、消し炭も残らない程の渾身のファイアーブレス。
前足を持ち上げ、大きく仰け反り、今まさにその顎から凄まじい熱量を持った火球が解き放たれんとしている。
振り下ろされる頭、大きく開けた顎から灼熱の火球が放たれる、それと同時に感じる激痛。
何が起きたのかも理解出来ず、激痛に耐えかね悲鳴を撒き散らすコムドゥーラ。
その喉元からは槍の柄が生えていた。
「やった…
オレ、勝った…ぞ…。」
コムドゥーラが仰け反った瞬間に、素早く腹下に潜り込み、大地に槍を固定して構え
頭を振り下ろす相手の力を利用した必殺のカウンターが見事に決まったのだった。
そして、勝鬨を上げると同時に気力と体力の限界を迎え、タウラも気を失った…
未だ悲鳴を上げ、苦痛にのた打ち回るコムドゥーラの目に、より強い怒りの炎が燃え盛っている事にも気付かずに…
いくら読み直しても、今の状況が全く伝わってこない…
今ってどんな状況?誰か私に池上アキラさん風に説明して下さい。
後、主人公がどうなってるかも教えて下さい。
自分で書いてるのに、謎と不思議がいっぱい!