父との写真
亡くなった父親と一緒に写っている写真がとても少ないことに気づいた。
数カ月前、あまりの寂しさから父親の遺影を写真タテサイズに焼きまわしてもらい今部屋に置いている。この写真を見るだけでどれだけ孤独感から救われたかわからない。
その時に気が付いたのだが、一緒に写っている写真がないのだ。特に近年のものが見当たらない。
「しまった」と思った。また1つ後悔する気持ちが増えた。
このようなことは、亡くなってやっと気づく事なのかもしれない。男の場合、父親と一緒写真を撮る機会が少ないのかもしれない。私の場合、父親の生前を思い出しても一緒に写真を撮る機会が余りなかったように思う。
だけれど、一緒に写真を撮れなかったわけではない。だから、いま父親が生きている人は父親との写真をとっておくことを薦めたい。将来、後悔ことが1つ減るから。
いま、わたしは母親や親族と一緒に写った写真を撮るようにしている。お願いして写真を撮っている。特に母親とは、出かけた先でツーショットになるような写真を凄く照れているが撮っている。写真は思い出を残すためには有効な手段だと改めて感じている。