地獄のS君 その2
S「組織が拡大したな」
D1「蜂起は何時だ?」
S「未だルシフェルと戦うには力が決定的に足りない・・・ところでお前等、俺の事を赤い悪魔だとか言っていたが、あれ、誰から聞いたんだ?」
D3「あの鉤十字の奴・・・名前何だったっけ?」
D2「確か、Nとか言っていたな」
S「Nだと!あの野郎!デマ巻き散らしやがって!何処にいるんだ!」
D2「コキュートスで氷漬けにされているよ」
S「コキュートスにも支部があったな・・・行ってみよう」
D1「何故だ?」
S「Nの戦術は極めて高度だ。奴を使えるならそれに越した事はない。俺達の戦力が飛躍的に向上する」
D2「でも、Nはあんたを不意打ちして散々な目に遭わせたんじゃ・・・」
S「だから殺したんだよ。でも、ルシフェルを倒すためには使える物は使わないとな。贅沢は言ってらんねぇ。さぁ、行こうぜ」
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N「ぐぇ・・・寒い・・・此処から出してくれ・・・」
S「よぉ!どうだ、氷漬けの味は!」
N「S!うわぁ!何しに来た!」
S「此処から出してやろうか?」
N「何だと!お前にそんな事ができるわけないだろ!」
S「これが何だか分かるか?」
N「何だ、その鍵は?」
S「此処の鍵だ。コキュートスには俺が組織した党の支部がある。獄吏も党員だからお前を出す事など造作もない・・・」
N「・・・条件は何だ?」
S「ルシフェルを倒す革命戦争を始める。手伝え。ただし、俺に絶対服従が条件だ」
N「・・・いいだろう。早く此処から出してくれ!」
S「取引成立だな・・・よし、出してやれ。ただし、首枷を忘れるな!こいつ、油断すると何するか分からないからな!」
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D3「いいのか?Nは極悪人としてコキュートスに配流されたんだが・・・」
S「ルシフェルを倒したらまた氷漬けにしてやればいいさ。それよりアスタロトとバラムに対する調略は進んでいるか?」
D1「もう少しで2人共落ちそうだ」
S「そうか・・必ず奴等を落とせ。奴等が落ちればルシフェル勢の戦力を大きく削ぐ事ができるからな」
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S「体制が整った・・・Nは主力を率いて敵を拘束しろ!アスタロトとバラムはそれぞれ左翼と右翼を率いて両翼から敵を包囲し、Nと協力して一気に敵を殲滅する!いいな!」
D1「おお!」
D2「ルシフェルを倒すぞ!」
D3「革命だ!」




