木枯しsymphony
振り向く間もなく
“木枯し”は届いた
出会いの春
はしゃぎすぎた夏
寄り添った秋
そして別れの冬
あまりにも突然すぎて
あまりにも短すぎた四季
ジングルベルが鳴り響く前に
君は空へと旅立った
一握の灰になった君は
とても小さく
とても軽い
そして告げられなかった言葉は
時間の中で涙と共に乾いていく
無色の街には
君という色彩だけが足りず
僕の鼓動は熱を失う
今日も外は曇り空
またどこかで
誰かの“木枯し”が吹き抜けるのだろう
振り向く間もなく
“木枯し”は届いた
出会いの春
はしゃぎすぎた夏
寄り添った秋
そして別れの冬
あまりにも突然すぎて
あまりにも短すぎた四季
ジングルベルが鳴り響く前に
君は空へと旅立った
一握の灰になった君は
とても小さく
とても軽い
そして告げられなかった言葉は
時間の中で涙と共に乾いていく
無色の街には
君という色彩だけが足りず
僕の鼓動は熱を失う
今日も外は曇り空
またどこかで
誰かの“木枯し”が吹き抜けるのだろう
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