VS美鈴
前回は地下室でフランと会いました。その後レミリアの暇つぶしで美鈴と闘うことになりました。大変ですね亜衣夢(笑)
「おいゴルァ何人事のようにしてんだよ。」
え?なんて?よく聞こえないなー?
「よろしい、ならば戦争だ。」
はは、ほざけガキ
「あ?」
お?
割愛
それでは本編どうぞ
「おりゃぁぁ!!」
亜衣夢はとりあえず突進していった。相手の腕と足以外に一撃入れればいい。そう思いながら向かっていった。その時亜衣夢は美鈴を見た瞬間二つの感情が出てきた。
なんと美鈴は目を閉じたのだ。その状態で構えているのを見た亜衣夢は驚きと怒りの感情が芽生えたのだ。
「な、なめていますね!こんにゃろぉ!!」
亜衣夢は勢いを殺さずその流れで突きを入れる。しかし
「・・・・・・なるほど、なかなか良い突きですね。」
「な・・・目を閉じたまま受け止めた・・・・」
しかも何だこの手応えのなさは・・・・ていうか硬ぇ!こっちの拳がいてぇ!いや、そこじゃない。なんで見えていないのに止めれたんだ!?
「なんでだ・・・?」
「私の能力は気を操ること。己の気を攻撃に使うこともできますし、相手の気を読み取りどんな状態か、どこにいるのか、何をしてくるか、手を取るようにわかりますよ。」
これって、ドラゴ○ボー○のパクリか?気を感じるとか・・・まるかぶりやん!
「ふふ、今あなた動揺していますね?」
「〜〜〜!誰がですか!まだまだこれからですよ!!」
「そう来なくっちゃ!」
亜衣夢は己の勘を頼りに攻撃を繰り出していく。しかしどんな打撃も美鈴は防いでしまう。動きを止めようと腕を掴んでみるも瞬間で離されてしまう。飛び蹴りをしても受け流されてたいしたダメージを与えることはできない。
くっそ、一体どうすれば・・・・
「そんなのじゃ私には届きませんよ!もっと工夫して!」
「ぐぬぬ・・・」
最初から勝ち目なんてなかった。亜衣夢はまず殴り合いの喧嘩というのをしたことがない。その上相手は妖怪。(絶対人じゃない あれは人じゃない)勝率なんてものは傍からなかったのだ。
それでも亜衣夢は諦めなかった。しかしどんなに頑張っても美鈴の目を開かすことすら不可能だった。そして時間は着々とながれあと10秒のところまでなった。
「あと10秒よ。」
「マジか!」
「よし亜衣夢さん!この勝負貰いました!」
「まだだ・・・まだ終わらんよ!!」
亜衣夢は一旦距離を取り、そこから助走をつけて飛び上がった。そして脚を出来る限り上に上げそのまま振り下ろした。そう、かかと落としをしたのである。
「これならどうだ!!」
「甘いですよ!そんなのでは私には効きません!」
亜衣夢の渾身のかかと落としも無念取られてしまった。身長的にはそれほど大差もなかったので(ぶっちゃけ美鈴の方がでかい・・・)亜衣夢はバランスを崩してしまった。
「終わりましたね。」
「ふっ、残念でしたね。俺の本当の攻撃はこっからです!」
「!?なっ!」
なんと亜衣夢は掴まれている脚の筋力のみを使いそのまま美鈴よりも高く飛んだのだった。美鈴は思わず離すが既に亜衣夢は次の手に移っていた。
「こっちが本命のかかと落としじゃぁ!!!」
「くっ!」
ピリリリ
「そこまで!!」
ついに時間は終わりを告げた。美鈴も亜衣夢も微動だにせず止まっていた。さて、結果はというと・・・・
「・・・・・危なかった。」
「・・・・と、止められた・・・」
亜衣夢の足は美鈴の額のすぐそばで止められていた。亜衣夢は脱力してしまい地面に腰を下ろしてしまった。
「亜衣夢さん、凄いですよ。私に目をあけさせたのですから。」
「・・・・え?」
なんと亜衣夢は美鈴の目を開かせたのだ。そのことを知り亜衣夢は少し気持ちが軽くなったが、直ぐ様現実を見て落とされるのであった。
「はい、お疲れ様。それじゃあ美鈴にはおやつは継続で。亜衣夢は仕事追加ね♪」
「わかりました了解ですあはははは」
お父さん、お母さん。私は過労で死にます
東方キャラをあまり知らないであろう方に向けてのコーナー
今日はこちら。
パチュリー・ノーレッジ
種族:魔法使い
能力:水金地火木土天海を操る程度の能力
持病:喘息
精霊の力を使い強力な魔法へと変換するが本人が喘息持ちのため多量に使うことはできない紅魔館にある大図書館の主で小悪魔と呼ばれるやつを使役してこき使っていたりする。
フランドール・スカーレット
種族:吸血鬼
能力:ありとあらゆるものを破壊する程度の能力
閉じ込められ歴:495年
幼き頃から能力により姉に幽閉させられた。おかげで生きた人を見たことは数人を覗いてほとんどいない。箱入り娘かな?その能力については不明な点が多々あるが危険なことは確かである。