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初仕事

はい、3話目ですね。少し投稿は遅れたと思いますけど、本当に気まぐれの投稿なので勘弁してください。

それでは、どうぞ。

これは俺がメイドに任命された次の日のこと。


亜衣夢床につき熟睡していた。ふかふかの布団とマットレス。ほのかに香るブラックベリーの香り。まさに俺にとっては至福のひと時出会ったがそんな時間は長くは続かない。


「亜衣夢。起きなさい。もう起床時間よ。」


「・・・・・・ふぇ?」



亜衣夢は寝ぼけた返事をした。目を凝らしよく見ると咲夜がいた。



「き、起床時間っていままだ4時前ですよ・・・」


「いいから、さっさと用意しなさい。あなたには朝の仕事を与えるは。」


「えぇ・・・」



亜衣夢はしぶしぶ着替える。しかしそこで眠気は一瞬で消え失せる。そう、着替えは、「メイド服」だからである。男である亜衣夢がメイド服を着る。これは酷い仕打ち以外何でもなかった。



「咲夜さん。俺はこれを着なくては行けないのですか?」


「当たり前じゃない。そもそもここには女性しかいないから執事服なんてないわよ。さぁ、早く着る。それとも下着でやりたいのかしら?」


「・・・・・・:(´◦ω◦`):き、着ます・・・」


もう、どうにでもなれ~\(^О^)/





数分後・・・・・・


「あははは!何よそれ!本当にうけるww」


「・・・・・・(失笑)」


もう・・・死んでいいよね・・・(;▽;)


「笑わないでください・・・」


「ひー、ひー、お腹痛い・・・お似合いよそれ・・・ククッ駄目・・・耐えられない・・・」


「ふふっ、コホン。それでは、早速説明します・・・プッ、」


きぇぁぁぁあ!もうやめろぉ!!恥ずかしいんだよぉ!!


「まずあなたは風呂掃除、洗濯、館内の清掃。これが主な仕事です。あとは追加で増えると思うわ。」


「おっふ・・・」


「じゃあさっさと持ち場につきなさい。仕事は始まっているわよ。」


「・・・あいあいさー」



亜衣夢はもう諦めてしぶしぶ部屋を出た。外からはまたレミリアの笑い声が聞こえ、全速力でその場から去った。


「覚えてろよ!チクショー!」




























てな感じで俺はさっさと風呂場まで向かって行った。にしても館が広けりゃ風呂も広い!何ですかこれは。風呂?嘘だ!プールの間違いだろこれ!広すぎるわ!!


「・・・これ俺ひとりでやるの?・・・・・・・・・考えても仕方ねぇや、やるか。」


俺はもう意を決してやったよ。


「まずは水抜くか。えーと、栓はこれかな?よっと。」



風呂の栓を抜くと、ゴゴゴという音と共に水がどんどん抜けていくのがわかった。亜衣夢は待つ時間を使いタイルなどが掃除を始めた。



「・・・・・・・・・」


果てしねぇ・・・


「新入りにここまでさせますか。はぁ。」


俺は小一時間程かけてやっと床の掃除が終わった。次は水を抜き終わったところの掃除・・・・・・辛たん(ó﹏ò。)


「おんどりゃー!こうなりゃやれるとこまでやってやらぁ!」







































「・・・なかなかじゃない。よく頑張ったわ。亜衣夢。」


「ぜぇ、ぜぇ・・・ありが、とうございます・・・はぁ、はぁ。」


「初めてにしては上出来よ。それじゃあ次は洗濯ね♪」


「ヨッシャー俺頑張リマスヨー」


ああああああああまだあったんだーーー!チクショー!














「洗濯の仕方は外の世界の機会を参考に河童が作ったこれを使ってやるのよ。」


「・・・・・・これですか。」


「これよ。」


これ、かなり前の洗濯機やん。てか河童すげぇ・・・


「使い方はわかる?」


「・・・俺の家の洗濯機と同じ操作ならなんとか・・・」


「じゃあ頑張ってね。私はもう行くから。」


「あ、はい。頑張ってください。」



咲夜は小さく頭を下げてまたいつもの瞬間移動で消えた。亜衣夢はしばらくそのままぼーっとして、しばらくしてやっと仕事に取り掛かった。しかし、ここで大変なことに気がついた。



「・・・ってちょっと待て!!ここは、「女性」しかいないんだよな・・・てことは。」(チラッ)



脱衣を置くところには案の定女性ものの衣類しか入ってなかった。亜衣夢は考えた。本当に洗濯してもいいのか。



「普通にアウトだよねこれ。でもやらなかったら・・・うわぁぁあ!どないしょ!!どうしよ!」



しばらく考えた結果、結局最低限見るようにだけして洗濯することにした。



「うぐぐぐ・・・これは、きつい!」


うちには確かに姉と妹がいるから干す手伝いとかの時は見るけど、それは身内だから大丈夫だった。けど!今は知り合ってまもない奴らの衣類。ああ、SAN値がどんどん減っていく・・・



取り敢えず洗濯物をガバッと掴みさっさと洗濯機へほうりこんだ。そして操作してなんとか終えることが出来た。しかし最大の難関はここからだった。



「な、なんてことだ!これでは嫌でも触らなければなら無いじゃないか!しかも見ないで干す・・・この鬼畜の所業が!」


考えろ・・・考えるんだ俺、よく見るんだ。都合の良いことに量はそんなにない。つまり高速かつ正確に干せばミッションコンプリート。しかし少しでも失敗してしまいここの奴らに叱られてしまえばミッションオーバー。やるしかないのぜ!


「やってやらぁ!!こんちくしょうがー!」



亜衣夢はもう意を決して仕事に移った。丁寧に、ヲそれを保ちながら最速で。この時の亜衣夢の集中力は普段の倍はあったであろう。おかげで綺麗に干すことが出来た。










「お、終わったぁぁ!!」


「遅い。」


「・・・(๑•́ω•̀๑)」


「まぁ、あなたぐらいの歳で悪戦苦闘しながら出来たのは凄いとは思うわ。」


「あ、ありがとうg まってください何です俺が悪戦苦闘したの知ってるんですか。」


「見てたから。」


「・・・・・・・・・・・・・・・ふぁ?何だって?ぱーどぅん?ワンモアセイ。」


「だから、見ていたからよ。お嬢様と。喜んでいたわよ。凄く滑稽だって・・・・・・あら?消えた。」


















「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!」














もう・・・なんだろう・・・感情が無くなってきたよ・・・




亜衣夢はもう感情をなくして無心で紅魔館の掃除をしていた。その後には何か雫が落ちたような跡が残っていたそうな。























・・・・・・そんな感じて俺は紅魔館の掃除をしています。今は2時ぐらいかな?あとここを拭けば終わり!



亜衣夢は地下へ進んでいきそこらの埃をとった。意外と埃は少なく亜衣夢にとっては助かった。しかし流石に亜衣夢も疑問に思った。



「・・・・・・なんでこんなに綺麗なんだ?少しは汚れがあってもいいと思うんだがな・・・まぁいいか楽だし。」



亜衣夢はそのまま進んでいった。するとまるで地下牢のようなとこを発見した。その扉からレミリアの時に感じた威圧とはまた別の威圧を感じ取った。


・・・帰るか。べっ別に怖いとかそういうのでは断じてないぞ!

ただここの掃除はもういいから戻って咲夜さんに報告するだけだし!


ガタッ



びゃぁぁぁぁぁ!?何じゃぁぁぁああ!?



「・・・・・・あなたは・・・誰?」


「・・・あれ?」



扉からした声の主は明らかに幼子の声だった。好奇心が恐怖を勝り亜衣夢は近づいていく。


「俺は亜衣夢。ここのメ・・・メイドになったものです・・・」


「そうなの?・・・ふーん。私はフランドール。フランドール・スカーレット。」


「・・・え?スカーレットってまさか・・・」


「そう、私はレミリアお姉さまの妹よ。」



・・・・・・・・・まじかよ

東方キャラをあまり知らないであろう方に向けてのコーナー


今日のキャラはこちら。


「レミリア・スカーレット」

種族:吸血鬼

能力:運命を操る程度の能力

年齢:500歳ぐらい

容姿:普通に10歳ぐらいの見た目。でも羽はでかい

弱点:流水、炒った豆、太陽などなど。でも納豆は好きらしい。

少食なので血を吸うが余してしまい服を真紅に染めるため「スカーレット・デビル」と呼ばれたりする。


まぁ、間違いがあるかもしれませんがそこも勘弁ください。

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