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紅魔館にて

どうも、梟雄です。今日は紅魔館の人達とメインに話を勧めます。小悪魔は出てきません。では、どうぞ。

やぁ、みんな久しぶり。覚えてる?亜衣夢だよ。元気にしてたかい。俺?俺はね・・・・・・



















紅魔館の清掃をしています。めっちゃ広いなおい。改めてみてヤヴァイなここ。朝からやって今は昼・・・まだ半分位か・・・死んだ\(^О^)/


それはそうとなんでこうなったかって思うだろ??それはな・・・・・・・・

































俺はこの深紅の館、紅魔館に仕えているメイド(生の現役メイドはこの生涯で初めて見た・・・すげぇ)十六夜咲夜という人に案内をされているんだ。にしてもこの人、すげえスタイルいいんですけど・・・さっきの美鈴っていう人も凄かったけどこっちは---って!何の話だ!!



「・・・・・・どうかなされましたか。」


「い、いえ何もないです!」


「そうですか・・・亜衣夢様、着きました。申し訳ありませんが少々お待ち下さい。館の者達を呼び集めてくるので。」


「は、はい。」



そう言うと咲夜は懐中時計を出したかと思うと突然姿を消したのだ。超スピードとかそういうものではなく、その場から跡形もなく消えたのだ。



俺は目を擦りもう一度見た。・・・さらに驚く事が起きた。目の前に先程叱られていた美鈴とかいう人が倒れていたのだ。俺はもう仰天した。



「イタタタ、容赦ないんだから・・・」


「だ、大丈夫ですか?」


「ん?ああ大丈夫ですよ。私、頑丈なので。」



美鈴は笑いながらそういった。あの蹴りを食らってケロッとしている。亜衣夢はもう驚きすぎて何も思えなかった。

しばらくして、今度は不思議な格好をした女性が咲夜に連れられて来た。本を抱えておりなんだか生気のないような顔していた。ときおり空咳をしていたのでこの人は喘息なのだと気づいた。(亜衣夢も持っているからである)



「・・・・・・あなたが客人?」


「は、はい。亜衣夢といいまs」

「いいわよ今は、自己紹介なんてしなくて。どうせ後でやるんだから。」


「・・・はい?」


何を言っているのか解らなかった。何故必要ないのか。亜衣夢はそれをない頭で必死に考えていた。


「あれ?なんか今馬鹿にされた気が・・・」


「きのせいよ。」


「アッハイ」


「・・・これで全員ですね。」


あ、また突然現れた。よく考えたらこれが能力なのかな?んー『瞬間移動する程度の能力』みたいな?


「お待たせしました。それでは中へお入りください。決して粗相のないよう。」


「!!」



おおきな扉を開けると、そこには少女が座に座っていた。しかし、予想通り普通の少女ではないのは人目でわかった。

背中に自分の背丈より巨大な羽がはえているのだ。その人は亜衣夢のことをジロジロと見ていた。


「・・・誰?」


「外の世界の人です。」


「あ、亜衣夢です。三紗亜衣夢です。」


「ふーん」


ふ、ふーん!?なんだこいつ!人が挨拶してやってんのに!これか!?さすがのわしも怒るで!


「まぁ、お前が名乗ったんだから私も名乗るか。ごきげんよう、私はレミリア・スカーレット。この紅魔館の主だ。」


な!こんな小さい子が!?このくっそでかい館の!?


「ふふふ、いいねその驚いた顔。おもしろい。」


お、おもしろいって・・・


「私は十六夜咲夜(いざよいさくや)。ここでメイド長を務めております。」


「私は紅美鈴(ほんめいりん)です。門番してます!」


「え?ですが先程寝ていたようn」

「わぁー!わぁー!」


「・・・中国、後で話があるわ。」


あ、これやっちまったな。美鈴さん、ごめんなさい。


「コホン、それで私はパチュリー・ノーレッジよ。紅魔館の地下にある大図書館を管理しているわ。」


「と、図書館ですか?」


「そうよ。後で来なさい。」


「は、はい。」


「・・・・・・妹様はどうします?お嬢様。」


「フランを連れてきてはダメよ。運悪ければ死んじゃうもの。」


し、死ぬ?どういうこと?俺が?それともそっち・・・はないか。死ぬのは俺・・・って!マジで!?


「自己紹介も終わったところで本題に入らせてもらう。お前はどうしたい。」


「ど、どうしたいとは?」


「元の世界へ帰るか、それともこの幻想郷の住人として生きるか。どっちか選べ。」


「・・・・・・!い、今はなんとも言えません・・・」


「・・・・・・それなら仕方が無い。咲夜、こいつを部屋に案内させな。お前には一晩考えさせてやる。明日、また聞くからそれまで考えていろ。」


俺は何も言えなかった。無言のまま俺は咲夜さんに部屋まで案内された。部屋は意外と地味であったが今はちょうどいい。


「それでは、なにかありましたらこの呼びベルをお使いください。すぐに向かいますので。・・・ごゆっくり。」



そう言い残し咲夜は出ていった。机と椅子とベッドしかない部屋に亜衣夢は1人残された。



「さて・・・どうするかな・・・・・・」


俺は迷った。それは当たり前だ。元の世界には飽きはしたが出ていきたいほどではない。だけど・・・


「こっちの方が楽しそうだな・・・」
















その夜、俺は決心がついた。なので早速咲夜さんを呼ぶことにした。俺は呼びベルを手に取り押そうとしたが一瞬ためらった。


「・・・これで本当に来るのかよ・・・」


半信半疑であったが俺は押してみた。・・・・・・なにもn

「何か御用ですか。」


・・・・・・本当に来たよ・・・


「決心しました。なのでレミリアさんと話をさせてください。」


「わかりました。それでは、ついてきてください。」



亜衣夢はレミリアの元へ行く。またレミリアの前に行くと思うと足が少しすくみ、嫌な感じがした。しかしそんなことを言っている場合ではなかった。



「・・・来たな。で決まったんだな。」


「はい、決まりました。」


「よし、言え。」


「俺は・・・・・・・・・ここに残ります。」


「・・・いいんだなそれで。」


「はい。それともう一つ。」


「なんだ。」


「ここで・・・働かせて下さい。」



この言葉を言ったと同時にレミリアと咲夜は唖然とした顔をした。よほどこの返答におどろいたのだろう。



「・・・正気か?お前。」


「はい。それに俺には住むところもないしあてもない。」


「だからここで住ませてもらう代わりにここで働くと。」


「その通りです。」


「・・ふ。やっぱりな、お前なかなか面白いやつだな。いいだろう。お前は今日からここの、メイドだ。」


「・・・いや、俺男なんですけど。」


「主に逆らうのか?」


「えー・・・」


「ここで働くと言うことは私の奴隷、玩具同然。そこを理解しておけよ。もう後戻りはできないからな。咲夜。こいつの部屋はあそこな。」


「承知しました。」


「あそこって?どこですか?」


「あなたが決断を考えていた部屋よ。」


「・・・・・・(°д°)」


「ほらほら、さっさと行きな。仕事は明日から。咲夜のを見てしっかり覚えろよ。ここのルールってやつをね。」


「了解です。」



こうして、男の俺は第二の人生でメイドとして働く事になったのだ。



・・・・・・どうしてこうなった( ´△`)




ここで三紗亜衣夢のプロフィールでも。

名前:三紗亜衣夢(みしやあいむ)

身長:167cm

体重:53kg

性別:男

職業:高校生(一年生)

家族:母、祖母、姉、妹、犬

趣味:イラスト描き、音楽を聞くこと。

特技:ツッコミ

弱点:痩せ型なので骨のところを狙うとダメージ大、お人好しすぎるとこ



こんな感じです。頼まれたらそうそう断れません。駄男ですね。

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