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in幻想郷

どうも、これは初登校なので至らぬ点が多々あると思われます。ですがそこは暖かい目で見守って下さるとありがたいです。

それではどうぞ、ゆっくり見ていってね!

やぁ、俺の名前は三紗亜衣夢(みしやあいむ)。友達のボケにたいしてつっこむことが日常となっている現役高校一年生だ。始まってそうそうだが、1つだけ言わせてくれ。























「ここどこだよ・・・・・・」


亜衣夢がいたところは、見たこともない湖の近くだった。風は涼しかったのでまだ季節は夏になる前ぐらいだろう。


「よし、少し整理をしよう。まず俺はいつも通り学校へ行こうとバスを待っていた。・・・・そしたら、あぁ!そうだ!確かあの後!・・・・・・」














「バスまだかなー、早く来いー。」


俺はいつも通りバス停で待っていた。あまりにも遅いのでベンチにすわってスマホをいじっていた。その時俺は・・・


「はぁ、なんかつまんねぇな。いつもいつも学校へ行ってあのアホどものボケにつっこんで、いじられ、その後部活をやって。・・・飽きたな、こんなハードな日常。あいつら俺に自由をよこせってんだよまったく・・・・」


なんて独り言を言っていた。俺は何を思ったのかわからないがふと顔を上げた。するとトラックが来ているのが見えたのと同時に、その延長線上に子猫がいたんだ!

俺は後先考えず突っ込んでいった。トラックはどんどん迫る。俺はスライディングをするように飛び込んで子猫を掴んだ。そして転げ回ってなんとかトラックを回避できたんだったな・・・


「あ、危なかった・・・・・!大丈夫か!?おい!?」


だけど子猫はぐったりしていたんだ。俺はこいつをほっとけなくて家に持ち帰ったんだ。


ちょうど運良く家には誰もいなかった。俺はインターネットで色々と調べて子猫の看病をした。餌と水を上げると子猫は喜んで飲み食いしており俺は安心した。


「ああー良かった。元気になってくれて。」


ナァーオ、ナァーオ。


「ん?どうした?よしよし。」


ゴロゴロ、ゴロゴロ


「ははは、お前かなりなつっこいな。・・・・あれ?今尻尾が二つに分かれていたような・・・・まぁいいか。」



すると俺は急に睡魔に襲われた。俺は抗ったが抵抗虚しく倒れるように寝てしまった。直前まで気にかけていたのは、子猫の事だった。







そしたら俺は変な夢を見たんだよ。って、あれは夢でいいのか?まぁいいや、なんだっけな、確かな・・・


そう!俺は寝ていたんだよ!ベットで!リビングで倒れたはずなのに!だけどそれより驚くことがあったんだ。それは、





枕元に女性が立ってたんだ。俺はもう驚いたよ!しかも1人じゃなく2人た。さらに見る目のない俺でもわかるぐらい美人だった。しかもかなり胸が大きかゴホンゴホン!ンン!ウォッホン!!、えー、それでそのうちの長髪の方はなんとあの子猫を抱いていたんだよ!

俺が黙って見ていたら話しかけてきたんだ。


「あら、目を覚ましたわね。お邪魔してました。私の名前は紫、八雲紫(やくもゆかり)よろしくね。」


「私は八雲藍(やくもらん)です。どうぞ宜しくお願いします。」


「あ、はい・・・よろしくおねがいしまsじゃなくて!誰ですか!?なんでここにいるんですか!?どっから入ったのですか!?ていうかなんでその子猫抱いているんですか!?」


「質問の多い子ね。まあ一つづつ言っていくわね。まず私達はここの世界の者ではなく、この世界てわ忘れられた者達が住む美しき世界、『幻想郷』から来たのよ。」


「げ、幻想郷?ってかこの世界のものではないって・・・何者?」


「私達は『妖怪』よ。」


「・・・え?よ、よよよよ妖怪ですか!?」


「そう、妖怪。大丈夫よ、決して私達は貴方を取って喰らいはしない。」


「・・・・・・ちなみに何の妖怪ですか?」


「・・・驚きました。普通の人間ならここで腰を抜かしてもおかしくはないはずなのに、」


「え?ああそれもそうですよね。何でしょうか、俺そういうの好きだからかな?」


「じゃあ私が何の妖怪かわかる?」


「・・・・・・検討もつきません。えーと、藍さんは九尾の狐でしょうか?」


「あたりだ。それぐらいの知識はあるんだな。」


「あははは・・・・・・」


「それで、妖怪にはそれぞれ特有の能力があるでしょ?」


「は、はぁ・・・」


「私の能力は『境界を操る』能力。まぁ私達はみんなさじ加減だから『〜程度の』って後ろにつけるんだけどね。」


「境界を、操る?」


「そう、水平線や地平線、生物も無機物も全て境界によってソの形が保たれている。それを私は破壊も想像もできる。」


「う、うん?なるほど?」


「理解はしなくてもいいわ。貴方のところに突然来れたのもここの境界とあちらの境界を繋げたから。理解していただけたかしら?」


「お、おう。理解出来たぜ。」


「嘘おっしゃい、頭から煙出てるわよ。」


「うう、」


「・・・・・・紫様、早く要件を言ったほうがよろしいかと・・・」


「それもそうね。単刀直入にいうわ。この猫は私の猫なのよ。」


「! 本当ですか!?」


「そう、それでこの仔を助けてくれたお礼に、貴方を素敵な場所へ連れていってあげる。」


「え?いや待ってください、それってまさか・・・」


「はぁーい、お一人様幻想郷へごあんなーい!」


「俺の意見は無視ですか!?」


「・・・健闘を祈ります。」


「え?それ危険ってことじゃ----」




すると目の前にまたあのスキマが現れた。亜衣夢はなすすべなく吸い込まれていった。



「ぎゃぁぁぁ!なにこれ暗!目玉いっぱい!怖いなぁおい!」



なんで叫んでいると突如明かりが見えた。と思ったのもつかの間、いきなり外へほおり投げられた。後ろの方で「まっすぐ進みなさい。そこに目的の場所があるから。んじゃ頑張ってね〜♪」

なんでことが聞こえた。
















「・・・・・・まっすぐ、進むか。それしか道がないんだったら。」


亜衣夢はその場からまっすぐに進んだ。途中なんか蝶の擬人化見たいのがこっちを見てヒソヒソとなにか話していたが気にしなかった。(いやしろよ)


一時間ぐらいか。それぐらい歩いていると、なにか建物らしきものが見えた。


「・・・・・・凄い威圧感がでてる。」


一般人の俺にでさえわかるこの禍々しい雰囲気。俺は直感で気づく。あそこには想像を絶する何かがいる、と。


それでも亜衣夢は歩みを止めなかった。そしてついにその建物の全体が映し出された。


「・・・・・・こりゃまたすごいものが。」


亜衣夢は驚きすぎてもう何も感じなくなっていた。それは全身深紅の館だったのだ。しかもこの館はとてつもなく巨大で日本には絶対ないぐらいのでかさだった。


「ここで俺は何をしろと。」


亜衣夢は前をみる。そこには中華風の格好をした長身の女性が立っていた。


俺は不思議に思ったので近づいてみる。・・・・・・反応がない。ただの、シエスタ中のようだ。


「あ、あのー。」


「・・・・・・」


「もしもーし。」


「・・・・・・」


「・・・・・・(思いっきり息を吸う)」


「も!」

「起きろぉーー!!!」


「うぎゃぁぁ!!!」


「何じゃぁぁ!?」


いきなり俺の目の前にメイドの格好をした銀髪の女性が中華風の女性を思いっきり蹴り飛ばしたのだ。俺はただ呆然と立ち尽くしていた。


「い、痛い!何をするんですか!!咲夜さん!!」


どうやら銀髪の女性は咲夜と言うらしい。


「何寝てるのよ!お客様が来ているというのに・・・!」


「ふぇ?・・・ああ!!!す、すみません!!よ、ようこそ「紅魔館」へ!どういったご要件でしょうか!!」


「え?いや、その・・・」


「・・・・・・どうやら外の世界の住人のようね。中へ入りなさい。とりあえずお客様なのでご案内します。」


「あ、はいこれはどうもご丁寧に。」


「あ、そうだ美鈴。」


「は、はい?」


「後で・・・あなたにもお話があるので・・・」


「:(´◦ω◦`):」


「どうぞ、ついてきてください。」


「はい・・・」








この日から、俺の日常は180度変わったんだ。



私は気まぐれなので投稿は安定せず遅れることも多々あります。ですが、なにとぞよろしくお願いします。

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