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影森ゆらは今日も死ぬ ――死後も無理やり働かされます  作者: 勇者ヨシ君
第一章 死んでからが勤務時間――蘇生費は給料から引かれます(初春)

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【随時更新】すぐわかる!キャラクター紹介解説

この物語には、

死にたくないのに、わりとちゃんと死ぬ女子高生がいて、

助けるたびに請求書を出してくる最低な怪異相談屋がいて、

ぬいぐるみみたいな顔で、ろくでもないことを言う怪異がいる。


しかも、それだけじゃない。

学校には学校の顔があって、

死後には死後の静けさがあって、

配信の裏には、画面の向こうで人を数字に変える連中の理屈がある。


ここでは、公開話数時点までに登場しているキャラクターを、ネタバレしすぎない範囲で整理しています。

最初に見えた印象と、読んだあとで残る印象が違う人物が多いので、読了後に見返してもらうのもおすすめです。

現時点では、公開1話〜7話まで対応版です。


―主人公サイド―

影森かげもりゆら


挿絵(By みてみん)


本作の主人公。

怪異事件に巻き込まれ、一度死んだことで人生をめちゃくちゃにされた女子高生です。高額呪具の破損と蘇生費を押しつけられた結果、夜見よろず相談事務所で働かされるブラックバイト要員になりました。しかも時給三百円、危険手当なし、死亡中は休憩扱い。終わってます。


怖がりで、理不尽にすぐキレて、文句も多い。

でも、本当にまずい場面で他人を見捨てきれない。

そのせいで毎回ひどい目に遭うし、毎回わりとちゃんと死ぬ。

なのに、死後側へ入ると生者には見えない“核”や“違和感”が見えるという、最悪に厄介な適性持ちでもあります。


特徴的なセリフ


「いや聞いてない聞いてない、死ぬ案件って先に言って!」

「なんで私が(おとり)なんだよ!」

「休憩じゃないからね!? 死んでるのは勤務中だからね!?」


     ♦


夜見よみ朔夜さくや


挿絵(By みてみん)


ゆらを拾った男。

そして、ゆらをこき使っている元凶。

怪異相談屋、心霊配信者、事務所所長。顔と能力は一流なのに、性格と雇用環境が終わっている美形クズです。チャンネル登録者数や収益を燃料に、封印・蘇生・結界までやるタイプの現代怪異処理屋で、作品の中核そのもの。


守銭奴で、口は悪くて、効率で動くように見える。

でも完全には見捨てきれない。

本当にまずい時だけ、何度でもゆらをこちら側へ引き戻してしまう。

だから最低なのに、単なる悪人では終わらない。

この作品の“危険な相手役”としてめちゃくちゃ強いキャラです。


特徴的なセリフ


「死ぬなとは言わない。戻ってこいとは言う」

「その悲鳴、配信には乗せるな」

「蘇生は高いぞ。あとで引いておく」


     ♦


ぬい


挿絵(By みてみん)


ぬいぐるみみたいだから、ぬい。

命名は雑。でも、だいたい合ってる。

見た目は小動物系マスコット、正体は下級寄生霊獣。地下通路案件で登場し、そのままゆらに半寄生する形で居着いた怪異です。境界感知、怪異ナビ、コメディ補助と便利そうに見えて、実際はかなり小悪党。


口が悪い。小物。腹黒い。

しかも過去には自分の都合で人間を誘導していた側でもある。

それでも、強敵相手にはちゃんとビビるし、ゆらが本当に消えるのは嫌がる。

その“かわいさ”と“最低さ”の両方が、ぬいの魅力です。


特徴的なセリフ


「わしは最初から反対しとった」

「また死んだんかおぬし」

「あやつ、顔がよいのがほんまに腹立つのう」


     ♦


―学校・日常サイド―


夜宵やよいるな


挿絵(By みてみん)


ゆらの親友。

この物語における“普通の日常”の象徴みたいな女の子です。

小柄でふわふわしていて、たれ目で、のんびりしていて、見た目だけなら守られる側。同年代と比較しても背丈に比べてアンバランスなバストをお持ちです。

でも実際は、危険物を拾う・怪異の入口に立つ・見えないのに危ない場所へ行くという、かなり厄介な巻き込まれ体質。あと立派なお胸をお持ちです。


さらに見た目に反してめちゃくちゃ大食い。

この大食いは一発ネタじゃなく、日常のやわらかさを支える正式な性質として強化されています。


特徴的なセリフ


「ゆらちゃ〜ん……これ、落ちてたよぉ〜」

「えぇ〜? なんか、かわいかったから……」

「しんじゃだめだよぉ〜?」


     ♦


白澤(しらさわ) 幽々(ゆゆ)


挿絵(By みてみん)


学校側の相談持ち込み役で、危ない噂や画像の違和感を拾うのがうまい、静かな情報ハブ。


見えるわけじゃない。

でも、“こういうのだけは分かる”。

そういう勘の鋭さがあって、学校怪異の入口を持ち込む役として強い。

一方で内面にはかなり重い不安定さを抱えている設定で、ただの便利な情報屋では終わらない深さがある。るなの明るさと対になる、学校側の静かな不穏担当です。


特徴的なセリフ


「見えるわけじゃないよ。でも、こういうのだけは分かる」

「……夜見さんって、最初から怖い人なんだね」

「ゆらちゃん、無理する時だけ声がちょっと明るくなるよね」


―事務所と案件を回す人たち―


槙野まきの恒一こういち


挿絵(By みてみん)


警察側の窓口。

怪異を真正面から信じているわけではないのに、説明不能案件だけはこっちへ流してくる苦労人です。

この人がいることで、作品がちゃんと“現代社会と地続き”に見える。怪異を事件化できず、でも放置もできない、その現実のしんどさを持ってくる役。


派手な能力はない。

でも、こういう人がいるから世界観が締まる。

朔夜を信用していないのに使わざるをえない、あの絶妙な距離感もかなり好きです。


特徴的なセリフ


「これは事件じゃない。……そういうことにしとく」

「報告書に書けない案件だけ、お前んとこに回してる」

「頼りたくないが、他に説明のつく先がない」


     ♦


銭原ぜにはら呪助じゅすけ


挿絵(By みてみん)


胡散臭さのかたまりみたいな呪物商人。

裏社会の広がりを見せる役であり、高危険度案件になるとだいたいこいつの店に行くことになります。偽物も売るし、値段も盛るし、後出し請求もする。でも**“本物”と言ったものは本物**という、いちばん厄介なタイプ。


笑えるのに不穏。

軽いのに底が見えない。

この作品の怪異世界が“ちゃんと流通してる”感じを出してくれる、かなり重要なキャラです。


特徴的なセリフ


「それ本物や、本物本物。半分くらいは」

「うちは良心的やけん。良心的《《ぼったくり》》たい!」

「お嬢ちゃん、学割つけたる。呪い増しで」


     ♦


毒島ぶすじま真琴まこと


挿絵(By みてみん)


怪異より炎上が怖い女。

配信編集、切り抜き、炎上管理担当の、現代側の実務屋です。本文でも、アーカイブ怪異編の恐ろしさを一番早く言語化していたのはこの人。


現場に立つタイプではないけど、

「見られること」「切り抜かれること」「拡散されること」の恐ろしさを担う存在としてめちゃくちゃ強い。

ゆらに少し甘いところも含めて、かなり好きな立ち位置です。


特徴的なセリフ


「今の悲鳴、数字は取れますけど、通報率も高いです」

「怪異よりコメント欄のほうが先に暴走してます」

「本物は盛らなくていいんです。勝手に盛れるので」


     ♦


篠崎しのざきナナミ

《現時点キャライメージなし》


レギュラーではないけれど、公開範囲ではかなり印象が強い案件人物。

動画編集フリーで、バズると思って切り抜きを強調した結果、怪異の入口を開いてしまった依頼人です。公開3〜4話の“映ってはいけない切り抜き”編では、この人がいることで作品のホラーが一気に**「配信時代の怪異」**になる。


単なる被害者で終わらず、

“怖いけど伸びるから切る”という現代的な欲望の入口を担ってしまった人でもある。

1ページの紹介では、主要レギュラーではなく**「印象の強い章人物」**として入れておくのがちょうどいいです。


特徴的な立ち位置・印象


「切り抜き担当の女」として怪異案件の入口になる

鏡やモニター越しに“自分の輪郭”を食われていく被害者

“怖いほど伸びる”を選んでしまった、現代怪異の被害者兼加害の入口


―攪乱・対立・危うい女たち―


紅坂べにさかミリア


挿絵(By みてみん)


怪異系配信者。

朔夜のライバルで、ゆらにとってはかなり面倒な女。

勝ち気で、派手で、見せ方がうまくて、案件すら“映え”で踏み荒らしに来るタイプです。けれど、実力がないわけじゃない。本文でも現場の空気がおかしいこと自体はすぐ察する側として描かれています。


つまり、嫌な女として強いだけじゃなく、

“見せる側の人間が、逆に素材にされる怖さ”を担えるのがミリアの強さ。

好き嫌いは分かれても、印象には絶対残るタイプです。


朔夜とは過去に何か因縁があるようで――。


特徴的なセリフ


「夜見、まだそんな地味な配信してるの?」

「私のほうが絵になるでしょ?」

「勝つのは数字よ。救済ごっこじゃなくてね」


     ♦


白縫しらぬいめい


挿絵(By みてみん)


長身の美女。ドレス・和装なんでも似合う。

**本格的に前へ出るキャラというより“圧のある予告”に近い存在。

設定上は、朔夜を監視・拘束できる看守であり、朔夜の裏側を知る規律側の女。


だから現時点の紹介では、

“もう知っておくと不穏さが増す人物”。

今はまだ、すべては説明されません。敵か味方か――すべてはこれから。


特徴的なセリフイメージ


「夜見朔夜。逸脱行為を確認しました」

「戻りなさい。檻は、あなたのほうでしょう」

「その子まで壊すなら、先にあなたを止めます」

     


―境界・死後サイド―


玻璃はり


挿絵(By みてみん)


死後側でゆらが出会う、静かな案内人。

死後領域の浅い場所と深い場所の境目にいて、戻れる線、戻れない場所の気配を知っている存在です。本文でも、アーカイブ怪異の死後側でゆらに線を示す役として出ていて、後書きでも**「戻れる線をゆらに示した」**と整理されています。


にぎやかな現世組とは違う時間で生きているみたいな子。

静かで、やさしくて、でもどこか最初から諦めを知っている。

この作品のホラーがただ怖いだけで終わらず、少し切なくなるのは、玻璃みたいな存在がいるからだと思います。


特徴的なセリフイメージ


「また死んだの?」

「それ、生きてる側の言い訳だよ」

「この子、もう一人じゃないね」


     ♦


―今の公開範囲で押さえておくと読みやすい人物相関―


ゆら

 死にたくないのに死にがちな主人公。読者視点であり、怪異の核へ触れてしまう子。


朔夜

 最低な雇い主で、危険な相棒で、助けるたびに請求する男。


ぬい

 怪異ナビ兼、小悪党兼、相棒っぽい何か。


るな

 ゆらが守りたい“普通”。でも危ない場所へ立ってしまう。


幽々

 学校側の異変を持ち込む静かな情報ハブ。公開範囲ではかなり重要。


槙野 / 銭原 / 真琴

 社会・裏社会・配信実務、それぞれの現実を持ち込む大人たち。


ミリア

 見せる側の危うさを体現する、厄介で強いライバル。


冥 / 玻璃

 朔夜の裏と、死後側の情緒を支える“不穏と静けさ”の担当。

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